【梅雨ドライブ必読】雨の高速道路で事故率7倍!? 命を守る3つのポイントとは

晴天時では迷惑行為だが、視界不良時は自分の存在をアピールすべし

 少しの雨量であれば前照灯は必要ないだろうと考える人もいるが、雨天時は基本的に前照灯を点灯することを心がけてもらいたい。

 さらに状況が悪化し、前方を走る車両のリアタイヤが巻き上げる水煙によって、車両が視認しにくいと感じた時は、自分よりも後続のクルマも見えていないと考えるべきだ。局所的なゲリラ豪雨などに遭遇すると、このような事態に陥ることがある。

何でもない時は後続車両の目つぶしにしかならないバックフォグだが、荒天時や濃霧の際は大切な装備となる(kazu8@Adobe Stock)
何でもない時は後続車両の目つぶしにしかならないバックフォグだが、荒天時や濃霧の際は大切な装備となる(kazu8@Adobe Stock)

 この場合には、いかに自らの存在をアピールできるかが重要になるため、何でもない時は後続車両からひんしゅくを買うことになるバックフォグを点灯させていることも大切になる。

 前照灯を点灯させることでテールライトも点灯するが、それほど光量がないので、水しぶきがひどい時はほとんど見えない。ブレーキランプが点灯すれば、なんとか見えるということが多いが、前方のクルマが見えにくい状態で頻繁にブレーキランプを点灯されると、後続のドライバーの精神的負担が増えてしまいとっさの判断が遅れる可能性がある。

 大雨で視界が悪化する場合は、速やかに速度を落として、周囲のクルマに自車位置を知らせる努力が必要だ。

 道路上では、自分がよければOKというドライバーは迷惑でしかない。目的地まで安全にたどり着くために、今一度自らの運転を振り返ってもらいたい。

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