車中泊派にうれしいニュースだ。コンビニのローソンが、店舗の駐車場を使った車中泊サービスを開始する。旅先で「今晩どこで寝ようかなあ」などと頭を悩ませていた人にとっては、選択の幅がぐーんと広がることになりそう!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=beeboys@Adobestock)
【画像ギャラリー】ローソンに泊まればからあげクンでビールなんて最高じゃん!(4枚)画像ギャラリー駐車スペース2台分を2500~3000円で!
このニュースは、7月6日に日本経済新聞電子版が報じたもの。ローソン広報室に確認したところ、「概ね報じられた通り」との回答を得た。
具体的な内容だが、日本RV協会の定める車中泊スペース「RVパーク」の条件を満たすコンビニ店舗の駐車場を、車中泊用に貸し出す。区画は通常の駐車スペース2台分で料金は1泊2500~3000円になるそうだ。
宿泊中のサービスだが、店舗のトイレが利用できるうえ、店舗で買った商品のゴミは回収してくれる。それ以外の生ゴミなどは、チェックイン時に渡されるレジ袋1枚に限り捨てられるという。
駐車中のエンジン稼働は原則禁止で電源供給もないから、滞在中の車内空調などはポータブル電源などに頼ることになるが、ポタ電を指定の場所に移動して充電することは可能なようだ。
オートキャンプ派の増加につながるかも……
RVパークの条件に「施設内あるいは近隣に温浴施設があること」という項目があるため、当初はこれを満たす千葉県内の6店舗でサービスを始め、順次全国各地に広げていくという。当面のキャパシティは、1店舗あたり1台とのことだ。
コンビニエンスストアの競争が厳しくなる中、ローソンは北海道稚内で「あえて過疎地に集中出店する」など、他ブランドと一線を画す展開を進めている。
今回の「車中泊コンビニ」もその「攻めた発想」の一つといえるが、幹線道路沿いなどにあるローソンが利用できれば、車中泊の利便性が劇的に上がるうえ、オートキャンプ派などの増加にもつながりそうだ。こりゃもう期待しかない!






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コメントの使い方夏の暑いとき、冬の寒いときに冷暖房つかえないとかはないでしょう。