日本から展開を開始し幅広い車種に採用予定
日産の社長兼最高経営責任者であるイヴァン・エスピノーサ氏は、今回の協業についてこうコメントしている。
「日産が培ってきた高度な自動運転技術に、Wayveの最先端AI技術を組み合わせることで、クルマの運転支援をこれまでにない次元へと高めていきます。次世代プロパイロットを幅広い車種に搭載し、グローバルに展開していきます」
具体的なロードマップとしては、まず日本から次世代プロパイロット搭載モデルの販売をスタートし、その後、北米をはじめとする世界各市場へ順次展開していくという。
またエスピノーサ氏は、ローエンドからプレミアムまで、幅広い価格帯・セグメントに導入していく方針にも言及し、運転支援の民主化を掲げる。 つまり、上級車種だけにとどまらず、より多くのユーザーが次世代プロパイロットを選べるようにするというわけだ。
そうなると、まずは収益性の高いSUVやEV/e-POWERモデルから先行導入され、その後コンパクトやミニバンへ広がっていくというシナリオも十分に考えられる。
2027年度に登場する「次世代プロパイロット第1号車」は、一体どのようなキャラクターのクルマになるのか。 そして、その走りがどこまで人間味があって、それでいて人間以上に安全なのか。
ハンドルを預けた瞬間に味わえる感触。その実体験は、2年後に。

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