いかに素早くコーナーを駆け抜けるか。それはクルマで走るのが好きな人たちの欲望である。しかし、コーナリングへの欲望をサラリと捨ててしまえば、新たなクルマ選びの形が見えてくる。ご存知清水草一氏が欲望からの解脱を指南する!!
※本稿は2025年11月のものです
文:清水草一/写真:スズキ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年12月26日号
コーナリングを捨てると軽バン(エブリイ)への道が開ける!?
コーナーを速く曲がる。それはかつて、人類共通の欲望だったが、現代はほとんど誰も歓迎しなくなった。そんなの危ないし、横Gで気持ち悪くなるだけじゃん! と言われたら、反論は難しい。
コーナリングが完全にどうでもよくなれば、最もコーナリングが苦手なクルマが輝いてくる。そのひとつが軽バンだ。
ラゲッジ容量を重視すれば、軽バンのスペース性は軽ハイトワゴンを大きく上回る。車中泊もOKだ。
最近はレジャー用としての需要が増加し、スズキ エブリイは「Jリミテッド」というカッコいいアウトドアモデルを発売した。ターボ付きで200万円以下なんだからスバラシイ!
コーナリングにトコトンこだわるなら……ブガッティ ディーヴォ
ブガッティ シロンは、世界最速の市販車だが、それをベースに仕立てられた「ディーヴォ」は、市販車としてコーナリング性能世界一を誇る。
通常のスポーツカーは、コーナリング時の横Gが最大1G程度だが、ディーボはなんと1.6G! これを実現するため、超絶なダウンフォースを発生させるエアロパーツで武装し、タイヤにはネガキャンが。価格は約6億円だった。
【画像ギャラリー】ゆ〜っくり曲がったって目的地には着きますよ!! コーナリングを捨てたら選びたいスズキ エブリイ(12枚)画像ギャラリー














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