2万人削減の衝撃! 新生・日産の再出発は成功するか!? 売れるクルマを出せるかが鍵、米国市場立て直しが急務

2万人削減の衝撃! 新生・日産の再出発は成功するか!? 売れるクルマを出せるかが鍵、米国市場立て直しが急務

 年始休みも終わり、世の中が平常運転となったところで、過ぎ去りし2025年の自動車界を振り返ってみたい。2025年の重大ニュースといえば日産の経営危機だ。ホンダとの交渉や追浜工場閉鎖など、一年間の出来事とは思えない激動ぶりだった。

※本稿は2025年12月のものです
文:片岡英明/写真:日産
初出:『ベストカー』2026年1月26日号

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経営再建計画が発表されたが立て直しは道半ば

一部報道が先行した形ではあったが、2027年度末での追浜工場の閉鎖が正式に発表された
一部報道が先行した形ではあったが、2027年度末での追浜工場の閉鎖が正式に発表された

 多くの人が関心をもっているニュースだ。スマホなどで「日産自動車」をネット検索してみると「やばい」というワードが出るほど評判を落としてしまったのが今の日産である。昔の栄光にすがり続けたツケが回って窮地に陥った。

 うまくいくかと思われた日産とホンダの統合交渉は難航し、春を待つことなく暗礁に乗り上げている。

 そして4月にエスピノーサ氏が社長に就任し、新たなスタートを切った。間髪を入れず経営再建計画を発表し、追浜工場や日産車体の湘南工場の閉鎖とともに従業員の2万人を削減する方針も打ち出している。

刷新された日産 リーフ。大幅進化して魅力はアップしたが、数多く売れるクルマではないのが苦しい
刷新された日産 リーフ。大幅進化して魅力はアップしたが、数多く売れるクルマではないのが苦しい

 日産が急降下した理由はアメリカ市場での不振だ。無謀な拡大方針をとり、数を追うことを優先したから開発や生産の効率が悪くなった。これが魅力的な新車の投入を遅らせ、大幅な減益を引き起こしたのである。赤字に転落し、危機感を募らせた。が、まだ経営の立て直しは可能だと思う。

 技術へのこだわりは必要だが、それより大事なのは売れるクルマをタイムリーに送り出すことだ。これは待ったなしである。トヨタのように失敗作を少なくしないと利益は出せない。経営立て直しには、社内の改革も急務だ。

 課題は山積しているが、熱い心の日産ファンのためにもV字回復を期待したいところである。

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