新年度を迎え、新社会人たちが着慣れないスーツ姿で街を行き交っている。そんな初々しい若者たちに、昔、若者だった人たちが初めてのクルマをおすすめする。昭和の若者、ご存知清水草一氏が現代の若者たちにおすすめするクルマは!?
※本稿は2026年3月のものです
文:清水草一/写真:日産、マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年4月10日号
清水草一氏の初めてのクルマ
●清水草一氏の主な愛車遍歴
・初代ガゼール
・VW サンタナ
・フェアレディZ(Z32)
・ADワゴン
・フェラーリ 348
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私が最初に乗ったのは、姉のサニークーペだったけど、最初に自分用に買ったのは、初代日産 ガゼール。なので、そちらで話を進めます。
デートカーというと、2代目プレリュードあたりが元祖という感じになっているが、私としては、この世代のシルビア/ガゼールのほうが元祖じゃないかと思っている。
デートカーは、カッコだけであんまり速くないクーペを指すと認識しているけど、初代ガゼールはまさにソレ。私のガゼールは1.8Lだったので(2Lもアリ。さらに2LツインカムのRSも登場)、まったくもって速くなくて、とにかくカッコだけだった。
これを今のクルマに当てはめると、カッコだけのSUVって感じだろう。今の若い女性は、ほとんどクルマにはこだわらないけど、とりあえず見晴らしがよくて安全そうなSUVが好きという傾向がある。デートするなら、できればSUVがよろしいのではないか。
そこで真っ先に思い浮かぶのは、ハリアー! だけど、車格が違いすぎる。初代ガゼールはそんな立派なクルマじゃなかった。
んじゃ何だ? カローラクロスか? もうちょいカッコ付けてたよな。キックス? いやーあれはe-POWERという先進メカ搭載なので違う。ライズかな。いや、もうちょいカッコ付け感があったような気がする。
わかった、CX-3だ! CX-3のFFモデル! 1.5Sツーリング(FF)なら227万円と、今どきのSUVとしてはお安くて、カッコつけてる感も充分。そして車内は狭い。初代ガゼールよりぜんぜん広いですけどね。
私、いまだにCX-3が好きなんです。だいぶ古いけど、やっぱカッコいいので。それってガゼールっぽいからなのかも!

















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