ミニバン勢はトヨタ一強時代をより痛感させられるものに
つまりノア&ヴォクシーに対する需要が、以前に比べて増えたことも考えられる。今は日産やホンダも軽自動車の国内販売比率を40%以上に高め、小型/普通車市場では、トヨタが50%以上のシェアを確保する(レクサスを含む)。
この影響で、トヨタ以外のメーカーは、小型/普通車の車種数が減ったり商品力が低下してきた。その結果、ミドルサイズミニバンの需要がノア&ヴォクシーに集まり、納期が延びたり受注を停止させていることも考えられる。
最も分かりやすいのがLサイズミニバンだ。日産エルグランドは、2010年以降、フルモデルチェンジを受けていない。ホンダ オデッセイは、販売を一度終了して中国製を復活させた。
多くのユーザーが買いたいと思えるLサイズミニバンは、近年ではアルファードとヴェルファイアのみだから、この2車種に需要が集まって納期を遅らせたり受注を停止させた。トヨタ車の納期遅延や受注停止には、他社の商品投入も影響を与えている。
どうしても欲しいのなら……
さて欲しい車種が受注を停止した時は、どうすれば良いのか。まず販売店に出かけて買いたい意思を伝え、受注再開の情報が入ったら伝えてもらえるように頼む。
この時、販売会社の異なる複数の店舗に問い合わせる。販売店によると「販売会社や店舗により、同じ車種でも購入を希望するお客様の数が異なり、需要を再開した時の各店舗の割り当て台数も変わる」とのこと。つまり買いたい車種の購入希望者が多い店舗は避けて、なるべく競争の少ない店舗を選ぶ
そしてトヨタの販売店では「不意に、各店舗に数台の受注枠が生じることがある。この時には、グレードや外装色で多少の妥協をしても、買っておいた方が良い」という。その後、購入できない状態が長く続く心配があるからだ。
「愛車の車検満了のタイミングが合わず、購入を見送った結果、長期間にわたり買えないこともある」という話も聞かれた。受注を停止させている車種は、買える時に買っておきたい。
このほか冒頭で触れたKINTOを活用する方法もある。前述の通り、契約期間満了時には車両を必ず返却せねばならないが、最長なら7年間にわたり使える。受注を停止していたり、納期の長い車種では、いろいろな方法を試したい。
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