事故率4倍!! その無灯火は違法です 薄暮時の事故防止のために知っておくべきこと

事故率4倍!! その無灯火は違法です 薄暮時の事故防止のために知っておくべきこと

 内閣府が発表している「令和元年交通安全白書」のなかで、夕暮れ時(薄暮時)の交通死亡事故の件数が増加するのは、11~12月の日没時間が急激に早くなる時期だそうだ。特に薄暮時は、自動車×歩行者の事故率が、昼間(薄暮時を除く)と比べて、4倍にも跳ね上がるという。

 そんな薄暮時だが、意外にクルマに乗っていると暗さに気づきにくく、ヘッドライト(前照灯)の点灯が遅くなりがちだ。また、急激に暗くなることで、目の調節機能的にも歩行者などを認識しにくい状態にもなる。

 オートライトが義務化されたとはいえ、いまだにヘッドライトを点灯していない人もいる。また道路交通法違反にもかかわらず、ヘッドライトではなくデイライトやフォクランプを点けているからいいだろう……という考えの人も見かけることがある。

 この時期だからこそ知ってほしい、薄暮時の危険性を挙げつつ、事故防止のポイントを解説していきたい。

文/高根英幸
写真/Adobe Stock(vbaleha@Adobe Stock)

【画像ギャラリー】自分は大丈夫は通じない! 警察庁がまとめた薄暮時間帯における交通事故の実態とは!?


新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!