【リーズナブル、でも効果絶大!!】 ひと味で愛車をグレートにグレードアップ!! 1万円“ちょい”チューンアップ大作戦

■タイヤ窒素ガス

 タイヤへの窒素充填。最近はあまり話題にならなくなったがメリットがあることを確認! ①空気圧が減りにくい、②操安性の向上と低燃費、③タイヤ内部の酸化防止などがある。まだ一度も試したことがないというならこの春トライすることをおすすめ。カーショップでの窒素充填費用は1台約2000円だ。

窒素を充填すれば外気温に圧が左右されないので、空気圧チェックの手間も省ける
窒素を充填すれば外気温に圧が左右されないので、空気圧チェックの手間も省ける

■アーシング

 アーシングとはボディに流れているマイナス電気の通りをよりよくしてやるというチューニング。これによりプラグがしっかり発火することから低速でもエンジンが快調になるといわれている。新車よりも、走り込んで走行距離の伸びているクルマに効果がある。

(左)Remixアースキット4m巻き。実勢価格1800円前後(右)HKSサークルアースシステム。実勢価格2万円前後
(左)Remixアースキット4m巻き。実勢価格1800円前後(右)HKSサークルアースシステム。実勢価格2万円前後

■OBD Ⅱ マルチメーター

 OBDⅡポートとはほとんどのクルマのダッシュ裏に付いている整備点検用のポート。そのポートを利用するカー用品が現在いろいろ登場している。メーターでは得られない情報も知ることができるので、燃費改善などに役立つぞ!

(左)iPhoneやAndroidスマホにWiFiで情報が表示されるしくみだ(右)Kiwi2 OBD2 Interface 実勢価格1万3000円前後
(左)iPhoneやAndroidスマホにWiFiで情報が表示されるしくみだ(右)Kiwi2 OBD2 Interface 実勢価格1万3000円前後

■キャリパーを交換する前にまずはブレーキフルードをグレードアップ!

 ブレーキ回りのパーツも低価格で、変化を体感できるパーツのひとつとなる。ブレーキパッドの交換となるとDIYでできなくもないが、記録簿への記載が必要などハードルが高い。だが、ブレーキフルードならばDIYで交換しても問題なく、ペダルタッチがよくなるなど実体感できるアイテムともいえる。

 ブレーキフルードの交換時期は1年から車検ごとが目安とされていて、その理由として挙げられるのが水分を吸うことによる劣化になる。

 一般的なブレーキフルードは、エチレングリコールと呼ばれる化学物質が成分で、吸湿性の高い材料。そのため年を追うごとに水分を含むのだ。

 経年劣化するとペダルタッチが悪化したり、ペーパーロックの原因ともなるので注意したい。

 TCLアドヴァンス・ブランドでブレーキフルードなどを販売している谷川油化興業は、昭和24年に創業し、長い歴史の中で開発力を磨き高品質な製品をリリース。

 どの製品も過酷な環境下での使用を想定していて、純正品よりも遙かに高い性能を持つ。一般からサーキットユースまでモデルが分かれているので最適な商品を選んでみよう。(真鍋裕行)

Zシリーズはセダン、クーペがラインアップされ、クロスレシオミッションやリアスタビライザー、4輪ディスクブレーキが装着されるほか オイルクーラーやLSDも選べた
Zシリーズはセダン、クーペがラインアップされ、クロスレシオミッションやリアスタビライザー、4輪ディスクブレーキが装着されるほか オイルクーラーやLSDも選べた

■ウソかマコトか! ヒューズを替えるだけで走りが変わる!?

 ヒューズに液体窒素を使ったクライオジェニック処理と呼ばれる極低温での加工を行っているのが「ICE FUSE」の最大の特徴になる。ヒューズに極低温の特殊処理を施すことによって、金属の分子配列が整い電気抵抗値が下がることや、金属の純度や表面強度がアップする。

 効果としては、抵抗値が極限まで下がることによって効率的に電気が流れるようになるのだ。液体窒素を使った冷却処理は、スペースシャトルや超伝導リニアなどにも用いられている実用性の高い方法。

 眉唾もののように感じるだろうが、先日、実際に86のレースカーの全ヒューズを交換して乗り比べたところ、アクセルレスポンスや中間トルクの向上が確かに体感できた。シャシーダイナモの計測でも実測値が上がったという結果も得られているそうだ。

 ヒューズなので誰でも差し替えれば交換できるところも手軽で、実用性の高いチューニングアイテムといえる。(真鍋裕行)

ICEヒューズは、電気抵抗値を極限まで下げたヒューズ。極低温で「冷やす」熱処理技術、クライオジェニック処理を採用し電気ロスを減らしている
ICEヒューズは、電気抵抗値を極限まで下げたヒューズ。極低温で「冷やす」熱処理技術、クライオジェニック処理を採用し電気ロスを減らしている

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