■販売終了したオデッセイの今後はどうなる?
販売終了したオデッセイをホンダは今後どうするのか? 中国市場で販売されているエリシオンを輸入でカバーするとの案も検討されたが、こちらはなくなった、というのが最新情報である。中国版エリシオンのボディサイズは全長4940×全幅1845×全高1710mmと、サイズが大きすぎて日本の道路や車庫、駐車場事情に合わないといったことが理由だ。
当面は2022年5月末に発売する次期型ステップワゴンに上級グレードを設定し、こちらでカバーする方針である。
同新型車には標準の「エアー」と上級の「スパーダ」があり、さらに上級の「スパーダプレミアムライン」を設定する。こちらは17インチアルミホイール、2列目シートヒーター、オットマンの標準装備などオデッセイ並みの充実装備仕立てとする。
現在、私が入手しているホンダ関係者からの情報では、現在のオデッセイよりひと回り大きい背の高いボックス型ミニバンを2022年末の導入を目処に開発中。パワーユニットは2Lエンジンのe:HEVとなるだろう。
オデッセイの後継ミニバンは、はたして打倒アルファードなるか?
■スタイリッシュなミニバンを望む声が多くあり! 新型エスティマはどうなる?
2019年10月に生産終了したエスティマは、いまだに復活を希望するユーザーの声は大きく、「エスティマはEVで復活する」という、トヨタ関係者からの証言も得ている。
トヨタとスバルが共同開発した、EV専用の新しいプラットフォーム、e-TNGAを採用したミニバンで、薄型の大容量電池パックを床下に平置きし、居住空間を犠牲にせずにパッケージング。
エクステリアは2022年末~2023年春に登場予定のアルファードと差別化を図るため、bZ4Xや発表された16車種のBEVのようなデザインテイストになると見られる。
登場は早くても2024年もしくは遅くとも2025年あたりになりそうだ。現状、エスティマのような流麗な背の低いミニバンは存在しないだけに大いに期待したい。
【画像ギャラリー】エスティマ&オデッセイ復活!? 歴代モデルや派生モデルから復活説の真意を紐解く!(22枚)画像ギャラリー
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