対応するグッズが少なくなれば消滅も
アクセサリーソケットで供給できるDC(交流)12ボルト電源は、オルタネーターでエンジンを始動するためのバッテリーであり、一般家庭で使うようなAC(直流)100ボルト製品に耐えられる仕様にはなっていないが、現在は、ストロングハイブリッド車やバッテリーEVを中心に、通常のコンセントプラグが利用できる100V電源供給システム(最大電力も1500W級)を導入しているクルマが多くなってきた。100V電源があれば、万が一の災害時に、クルマである程度の家電を動かすことができる。実際に、走行用の大型バッテリーを積むハイブリッド車が、災害時に大いに役立った、ということもあるようだ。
利便性を考えれば、非ハイブリッド車では、今後もアクセサリーソケットは必須であることは間違いない。ただ、今後バッテリーEVやハイブリッド車がより普及し、それらに100V電源が標準搭載されていくようであれば、(需要が少なくなるので)次第にアクセサリーソケットに対応するグッズも少なくなり、バッテリーEVやハイブリッド車のアクセサリーソケットは消滅していくことになるのでは、と考えられる。
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