年収300万円時代のカーライフ!! 自動車趣味向け予算を無理なく捻出する

■中高年の特性をお金に変換しよう! 早朝副業で月に3万〜4万円稼ぐ

早朝に仕込みを行うパン屋さん。アナタがパン好きなら「楽しめる副業」となるだろう(Pixel-Shot@AdobeStock)
早朝に仕込みを行うパン屋さん。アナタがパン好きなら「楽しめる副業」となるだろう(Pixel-Shot@AdobeStock)

「本当の無駄」をカットすることで、おおむね1万3000円のクルマ用資金は発生した。しかし月々1万3000円ぽっちでクルマを購入し、維持するのはほぼ不可能だ。

 クルマに関する総予算は「月に4万〜5万円」は見ておきたいところであるため、現時点での不足分は約3万〜4万円ということになる。これをどうするか?

 さらに節約する? それは難しいだろう。残業代で稼ぐのも今や無理があり、深夜のダブルワークは身体と心を壊すリスクが高い。FXや株で稼ぐのも、情報商材屋が言うほど簡単なことではない。

 ならば、ここで注目すべきは「早朝」の活用だ。

 中高年になると、どうしても未明や早朝に目が覚めてしまうものだが、普通はその早朝時間をただ無為に過ごしてしまう。だが、やたらと早く起きてしまったその時間を、しかも、そのうちせいぜい週に3日だけを「早朝副業」に使えば、手取り約4万円の月額収入が見えてくる。

「長くは寝られない」という中高年の特性を、ここはしっかりマネタイズしよう。

●月に3万~4万円プラスで稼ぐための「早朝副業」一覧
・パン屋の調理補助
・弁当店の調理補助
・運送会社のピッキング作業
・24時間営業スーパーの品出し
・ネットストアの配達員
「早朝に働ける人手」は常に需要がある。本業とのバランスで選びたい

■新車にこだわりたい気持ちもわかるが中古車の「食わず嫌い」をやめる

写真は2代前のレガシィアウトバック。総額130万円付近に狙い目物件が多い
写真は2代前のレガシィアウトバック。総額130万円付近に狙い目物件が多い

 もちろん全員がそうだと言うわけではないが、筆者のフィールド調査によれば、一部のクルマ好きは「中古車」を過剰に毛嫌いしているように思える。

「ボロい」「すぐ壊れる」「保証期間が過ぎたあとは地獄」「中古車屋という人種はそもそも信用できねえ」等々の理由によってだ。

 そのあたりの思想信条の自由はもちろんあるため、平時であれば、中古車を忌避するのも各自の自由である。

 だが今は「年収300万円時代」であり、平時ではないのだ。

 この時代に中古車というものを忌避していると「結局は乗れるクルマがなくなってしまいました」という結果にもなりかねない。そのため、過剰な「中古車嫌い」は一刻も早く改めるべきだ。

 まぁ20年前の中古車には確かにヤバいものも多かったし、今でもヤバい中古車や中古車店はある。

 だがその比率はかなり下がっており、まともな目利きをしたうえで購入しさえすれば、ネットで相変わらずしばしば言われているような「買った瞬間に壊れた」「騙された」「認定中古車以外は信用できねえ」みたいなことは特にないのだ。

 現在、日本で販売されている中古車の数は月に30万台以上。これの多くがもしも「すぐぶっ壊れる」のだとしたら、路上は死屍累々で、JAFもパンクしているはず。

 もちろん実際はそんなことはないわけで、中古車というのは(ちゃんと選べば)普通に使える乗り物なのである。

【画像ギャラリー】イマドキはマイカーも持てない!? 年収300万円時代の家計から「自動車趣味向け予算」を生み出す方法(4枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!