重さと定員の関係
車種が同じバス車両でも重量に多少の開きがある。これは定員が多くなるほど重くなるかと言えばそうでもなく、人よりも搭載している装置や機構によって変化するところが大きい。では、バスの定員は各サイズ何人くらいなのだろうか。
車両のサイズはもちろん、郊外型やラッシュ対応型などのタイプによって乗せられる人数が異なるのだが、大型路線バスで76〜87人、大型観光・高速タイプが51〜62人、中型61人、小型25〜36人、マイクロ25〜33人、ワゴン車14人、と言ったところだ。
中型免許でも運転できる!?
運転免許の区分で最も重要な要素が重さと定員だ。免許の条件を踏まえると、バスと呼ばれる大抵の車両は大型免許がないと運転できない。
定員29人以下で総重量が10.99トンを切る車種なら中型免許でOK(要限定解除)だが、条件に当てはめやすい大きさであるマイクロバスとワゴン車以外にも、小型バスの区分に入るごく一部の車両も該当する。
最近の車種では日野ポンチョの6.3m車が定員25〜29人・総重量最大7.7トンと、中型免許の基準をクリアした珍しいバス車両と言える(営利目的ならもちろん二種免許も要る)。
もしも、5人乗りで総重量7.5トンを切る自家用のポンチョを作れば、法律上は準中型で行ける説もなくはない。
それほど気にすることのなかったバスの重さ。よく街中を走っている大きめの路線バスや観光バスなら、10トンくらい・またはそれ以上あるとイメージしておけば良いようだ。重量をバス趣味のアプローチにしてみるというのも、なかなかどうして新鮮味を感じる。
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