唯一無二の軽オープンスポーツカー、コペンは今のうちに買っておけ!
ホンダのS660が2022年3月に生産が終了になったことから、軽オープンスポーツカーとしては唯一無二の存在となったコペン。
2022年6月に発売20周年を迎えたコペンは、誰もが気軽に楽しめる本格的オープン・スポーツカーとして開発されたダイハツのフラッグシップモデル。それだけに、2014年に登場した2代目はダイハツの個性が爆発したこだわりが満載されている。
コペンの象徴とも言える電動式開閉ルーフは初代を継承しつつも、オープンスポーツカーらしい本格的な走りを支える基本骨格として高剛性を誇る新骨格構造のD-Frameを採用して高い走行性能を実現。
しかし、それ以上に注目に値したのが、内外装着脱構造のDRESS-FORMATIONの採用だ。外板を13個の樹脂パーツの集合体ととらえることで実現したDRESS-FORMATIONは“クルマは購入後のデザイン変更が難しい”という固定概念を覆し、購入後でもオーナーの嗜好に合わせたデザイン変更を可能にした画期的なシステムで、ファッションを楽しむような感覚でいつでも自由に形や柄、空力特性が変えられるもの。それだけにオーナーにとっては飽きがくることなく、長く乗るには最高の一台と言えるかもしれない。
また、ひと口にコペンと言っても、実はローブ、エクスプレイ、セロ、GR SPORTという個性が際立つ4つのスタイルを有していることも特徴のひとつ。選択肢が多いこともオーナー予備軍にとってはうれしいポイントとなるに違いない。
ライバル不在!? 今なお売れ続けるロードスターの人気にいっさいのかげりナシ!
コペンと同様に国産車では唯一無二の2シーターライトウェイトオープンスポーツモデルであるロードスター。
2000年5月に2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一の記録を樹立し、2016年4月に累計生産100万台を達成するなど国内の枠に留まらないグローバルモデルは2015年4月に現行モデルが登場。マツダのスカイアクティブ技術とデザインテーマの魂動を採用した新世代商品第6弾として登場した現行ロードスター。短くて低いフロントオーバーハングと人を中心に配置したコンパクトなキャビンが創り出した乗る人の姿が引き立つ美しいプロポーションは、今なお色褪せることはない。
また、人がクルマを楽しむ感覚をかつてないほど気持ち良いものにするべく、現行モデルではアルミや高張力鋼板、超高張力鋼板の使用比率を71%に高めるとともに剛性を確保しながら軽量な構造を追求して、先代モデル比100kg以上の軽量化も実現。
2022年1月には最軽量のSグレードから、さらなるバネ下重量の低減を図った特別仕様車の990Sが登場。RAYS社製鍛造16インチアルミホイール、Brembo社製大径ベンチレーテッドディスク&対向4ピストンキャリパー、ダンパー・コイルスプリング・電動パワーステアリング・エンジン制御の専用セッティングなどスペシャル感も満点なことから、セールスも絶好調なのだという。
デビューからもうすぐ8年が経過するロードスターだが、その進化はまだまだ止まらない。
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