■200万円台から買える中古車で選ぶなら先代LSだ
2006年に登場したレクサスLSの先代モデルは追突された際の安全性向上のため、ハザードランプを点滅させる機能を装備。
また運転席にはヘッドレストに内蔵されたセンサーにより頭の位置を検出し、追突前にヘッドレストを適切な位置まで移動させ追突された際のむち打ち傷害を軽減するプリクラッシュインテリジェントヘッドレストも備える。
もうここまでくるとSクラスと安全装備では大きな差はない。
また2007年に追加された現在センチュリーが使っている5LV8ハイブリッドを搭載するLS600hL(ロングボディ)はもっと見どころがある。
後席セパレートシートパッケージには、追突時ではなく前面衝突時となるだが、後席左側シートにシート座面前方をエアバッグで持ち上げる機能があった。
乗員の前方への移動を抑え衝突時の安全性向上に寄与する、後席SRSシートクッションエアバッグとして設定されていた。
今になると10年以上前にこれだけ追突時や後席の安全性に配慮した日本車があったことは驚きだろう。
普遍性のあるクルマではないにせよ追突時や後席の安全性を重視するなら、200万円程度から中古車が買えるLS600hは条件が許せば案外狙い目かもしれない。
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