毎年2月22日は猫の日!! 猫は暖かいところが好きなため、エンジンルームやびっくりするようなところで暖を取っていたりする。だからこそ予期せぬ事故が起こったりするのだ。そこで今回は、猫とドライバーの両方を守るための「猫バンバン」をご紹介!!
文/ベストカーWeb編集部
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■予期せぬ場所にいるぞ!! 猫バンバンは超大事
2月も終わりに近づいているが、春本番まではまだ遠く、寒い日々が続く。冬に限らず、雨の日や気温の低いときには、いち早くクルマのエンジンをかけたいところ。
しかし、そのまえにやっておきたいのが「猫バンバン」だ。冒頭に述べた通り、予期せぬ場所で暖を取っているケースがかなり多い。気づけずにエンジンをかけたり、発進すると最悪な事態となる場合も相当数あるのだ。
だからクルマに乗る前に、クルマのボンネットを軽くトントンして、エンジンルーム、タイヤの上や、クルマの下に猫がいないか、確認するのがオススメ!!
とはいえこの「猫バンバン」は万能というではない。トントンとボンネットを叩いたあとは、エンジンルームに猫がいないかを目視するのが必須。
また、猫は大きな音に驚くうえに警戒心も高いので、優しく「トントン」して、耳をすましボンネットを開けて確認したほうがより安全なのだ。そのほかに、猫の鳴き声を携帯から流して、呼び出す方法も。
万が一、猫が逃げ出さない、もしくは救出できなかった場合は、JAF等を呼んで救援要請を依頼するのも手である。
また、事前に対策する場合には、猫がクルマに入らないために、クルマにカバーをかけたり、猫の嫌いな高音域の音を出す超音波発生器の設置をするといった方法も。
シャッター付きガレージにクルマを止める場合でも、ガレージ内を確認したほうが良い。猫が住み着いている可能性も少なくはない。
■猫トラブルは真冬より梅雨が多い!? そのワケって
JAFが昨年(2022年)の猫の日に発表したプレスリリースによると、2022年1月1日から31日までの猫によるトラブルの救援要請件数が22件。そのうちの8件がエンジン始動後だったという。
同年11月にも、JAFは、猫によるトラブルの救援要請件数を公表している。そのプレスリリースによると、2022年6月1日から30日までの1カ月間で284件の救援要請があり、2022年1月の13.5倍だったとのことだ。
救援件数の増加の理由として、猫は水にぬれることが苦手であることや、春の繁殖期後ということが主な要因と考えられている。また、秋にも繫殖期があるためその前後も注意が必要なのだ。
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