N-BOX並の装備で130万円以下も!? 人気の軽6台の買いグレードイッキ見

N-BOX並の装備で130万円以下も!? 人気の軽6台の買いグレードイッキ見

 N-BOXを筆頭にショッピングリストに軽自動車が乗るのが当たり前になりつつある。装備も登録車に負けない充実っぷりだが、それにともなって価格もかなrの額に。そこで今こそ買いの軽6台のオススメグレードを一挙にご紹介!!

※本稿は2023年4月のものです
車両解説&お薦めグレード:渡辺陽一郎/値引き&納期情報:遠藤 徹、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年5月26日号

■No.1/日産 サクラ(三菱 eKクロスEV)

ekクロスEVと合わせて月間平均4000台を超える販売台数を記録!
ekクロスEVと合わせて月間平均4000台を超える販売台数を記録!

 軽自動車サイズの電気自動車で、両車ともに基本部分は共通だ。サクラの内外装は、電気自動車らしさを重視して、独自のデザインに仕上げた。

 eKクロスEVは、三菱らしさを大切にして、内外装はeKクロスに近い。車内の広さ、シートアレンジ、動力性能などは両車ともに共通だ。

 電気自動車だから加速が滑らかでノイズも小さい。駆動用電池を低い位置に搭載したから、走行安定性と乗り心地も優れている。1回の充電で走行可能な距離は、WLTCモードで180kmだが、コンパクトな軽自動車だから街中を走るセカンドカーの用途に適する。この使い方なら、180kmを走行できれば充分だ。

 推奨度が高いのはサクラXで、価格は約255万円だが、経済産業省による55万円の補助金を差し引くと実質価格は200万円になる。

●日産 サクラ(三菱 eKクロスEV)車両情報
・お薦めグレード:サクラX
・価格帯:249万3700~304万400円
・納期:8カ月
・値引き額:8万円
・オススメ度:★★★★★

■No.2/ホンダ N-WGN

2022年のマイチェンで急アクセル抑制機能を追加し、さらに安全性が向上
2022年のマイチェンで急アクセル抑制機能を追加し、さらに安全性が向上

 N-WGNの2022年における売れ行きは、N-BOXの20%に留まった。しかし商品としての魅力に大きな違いはない。N-WGNのエンジンやプラットフォームは、基本的にN-BOXと共通だ。

 車両重量はN-WGNが約50kg軽く、動力性能にも余裕がある。WLTCモード燃費も10%ほど優れる。価格は標準車のL同士を比べて、N-WGNが約18万円安い。

 その一方でN-WGNの足元空間は、前後席ともにN-BOXと同程度だ。シートアレンジは単純だが、燃料タンクを前席の下に搭載したから、後席の下側には幅が約1mの大型トレイが備わる。

 買い得グレードは、実用装備を充実させて、価格を140万円弱に抑えた標準車のLになる。

●ホンダ N-WGN車両情報
・お薦めグレード:標準車 L
・価格帯:129万8000~188万2100円
・納期:1.5カ月
・値引き額:18万円
・オススメ度:★★★★☆

■No.3/ダイハツ ムーヴキャンバス

今までになかったコンセプトと可愛らしいデザインで一気に人気車になった
今までになかったコンセプトと可愛らしいデザインで一気に人気車になった

 スーパーハイトワゴンは販売が好調で、新車として売られる軽乗用車の半数以上を占める。

 ただし「スーパーハイトワゴンのスライドドアは欲しいが、全高が1700mm以上ある必要はない」と考えるユーザーも多い。そこでムーヴキャンバスが開発された。

 現行型は2代目で、2WDの全高は1655mmだ。フロントマスクは柔和な形状で、リアゲートにも傾斜を付けた。4名乗車が可能な居住性と、個性的で好感度の高いデザインを両立させて人気車になった。

 ムーヴ全体の約70%をムーヴキャンバスが占める。そうなると軽自動車の販売ランキングも、ルークスに次ぐ売れゆきでスーパーハイトワゴン並みだ。

 グレード構成は、モノトーンでメッキパーツを充実させたセオリーと、2トーンのストライプスに大別される。これは好みに応じて選べばよい。

 グレードはLEDヘッドランプなどを標準装着して、装飾類も充実するGがベストだ。パワー不足を感じたらGターボも検討したい。

●ダイハツ ムーヴキャンバス車両情報
・お薦めグレード:ストライプスG
・価格帯:149万6000~191万9500円
・納期:4カ月
・値引き額:17万円
・オススメ度:★★★★☆

次ページは : ■No.4/スズキ ハスラー

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