2代目ジュークやマグナイト、QX55は日本でも人気になるはず!!
日本市場では2019年に初代モデル限りで販売終了となってしまった、日産のコンパクトSUV「ジューク」。ただ欧州ではいまも2代目モデルが活躍している。初代よりもボディサイズが成長し、ボディサイドのキャラクターデザインや大きなVモーショングリル、シャープなテールランプなど、ずいぶんと洗練された印象となったが、初代譲りの丸形ライトなど、初代ジュークのチャームポイントはしっかりと残されている。
ノート/ノートオーラと同じく、CMF-Bプラットフォームを採用していることから、走りの質感の高さも期待できるだろう。ジュークは次期モデルで、バッテリーEV専用となるウワサもあり、バッテリーEVとなったジュークが日本で発売されれば、初代並みのインパクトを残せるに違いない。
もうひとつ、コンパクトなSUVで日本市場にピッタリだと思うのが、インド市場向けのコンパクトクロスオーバーSUV「マグナイト」だ。ダイハツ「ロッキー」/トヨタ「ライズ」とほぼ同じ、全長4m以下という小型なボディをもち、角型のLEDヘッドライト、従来のVモーショングリルとは異なるタイプの6角形大型グリル、ヘッドライトから下に伸びる縦型LEDデイライト、インテリアにはアルミ加飾を多用した豪華なインテリア、大型ナビゲーションモニターを採用するなど、実にスタイリッシュなSUVだ。ロッキー/ライズの大ヒットをみれば、このマグナイトも日本でかなり人気が出るのではないだろうか。
これらよりも大きいSUVで、日本で需要がありそうなのが、INFINITIの「QX55」だ。QX55は、2021年に登場したモデルで、INFINITIを代表するモデルだったQX70の後継車的な位置づけとなる。最大の強みは、ダイナミックで存在感のある造形だ。導入されれば、日本市場で相当に目立つ存在となるだろう。メインマーケットである北米と中国で、狙い通り販売を伸ばすことができれば、(INFINITIのQX55としての導入ではないにしろ)何らかのかたちでの日本導入もなくはない。ぜひその活躍を日本でみたいモデルだ。
また、トヨタのランドクルーザーの対抗馬として、ぜひ「パトロール」の導入も期待したい。パトロールは、かつて日本国内で「サファリ」として販売されていた、8人乗り5ドアの本格クロカンSUVだ。全長は5mを越え、全幅も2m弱とビッグサイズだが、オフロード性能や耐久性能が高く、中東地域では砂漠地帯を駆け巡るクルマとして活躍している。2023年2月には、2023年モデルの「パトロールNISMO」も登場。ぜひ、日産が誇る本格キングオブオフローダーの活躍を日本でもみせてほしい。
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日産の次の新型車候補としては、ノートベースの3列シート車、遂に電動化となる新型エルグランド、同じく電動化となる新型スカイライン、などが噂されているが、ぜひ新型SUVの登場も期待したいところ。日本市場でも売れそうな海外専売モデルを持ってくるだけでも、大いに盛り上がるのではないだろうか。はたして、次の日産の新型車はどれになるのか!?? 非常に楽しみだ。
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コメント
コメントの使い方クロカンじゃなくてクロスオーバーSUVじゃね?
当たり前のことだろ…