メカ好きにはたまらんアイテムが登場した。リアルな金属パーツで構成され、ピストンやバルブの動きまで再現するDOHC4気筒エンジンの組み立てキットが発売されたのだ。完成後はモーターで動かすこともできるこのキット、大人が楽しむ夏休みの工作としても最適なんじゃなかろうか!
文/ベストカーWeb編集部、写真/ヤベツジャパン
■内蔵バッテリーで駆動させることもできる!
海外製品の輸入・販売を手がけるヤベツジャパンが発売したのは、2本のカムシャフトとタイミングチェーンが迫力の4気筒DOHC16バルブのエンジン組み立てキット。357点もの金属パーツで構成されるという本格派だ。実際のエンジンでいえば、日産の名機FJ20型というべきか?
本物のエンジンなら素人が組み立てるのは至難の業だが、このキットは3Dイラストによる詳しいマニュアルが同梱されているから心配無用。約3~4時間で組み立てられるという。完成するとサイズは長さ158.5mm、幅117mm、高さ182mmになるというから、お豆腐1丁程度というべきか? 重さは1.8kgだから、しっかりした重量感がある。
特長だが、エンジンの構造を忠実に再現し、カムシャフトの回転によってバルブが開閉する様子や、ピストンとバルブの開閉タイミングが連動する様子がしっかり確認できるという。
気が利いているのは、セルモーターを模した電動モーターが付属していて、内蔵バッテリーの力でエンジンを稼働させることができること。約2時間充電すれば、1時間半のエンジン稼動が可能だという。エンジンブロックは内部のピストンの動きが見えるように一部がカットされているから、メカニズムの勉強にも役立ちそうだ。
価格は6万7100円と高めだが、組み立て後もじっくり鑑賞できることを考えれば納得がいく。楽天にあるヤベツジャパンの自社ECサイト「フロムシード」から購入可能だ。
ヤベツジャパンはこの4気筒エンジン組み立てキット以外にも、V型8気筒DOHCエンジン組み立てキット(10万7800円)、マニアックなターボディーゼルエンジン組み立てキット(6万7100円)も販売している。子供の頃の工作を思い出して、暑さを忘れるのも一興じゃないだろうか!
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