アルファードやN-BOXにも死角あり!? 人気車こそ知りたい意外な弱点 6選

実力派マツダ&大ヒットRAV4 人気SUVの弱点は?

■CX-5&CX-8/2019年1-5月の販売台数:1万6487台(CX-5)

通算2代目モデルとして2017年に登場した現行型CX-5

 初代CX-5(2012年登場)は、SKYACTIVテクノロジーが初めて全面採用された意欲作。現行モデルの2代目は、2Lと2.5LのNA、2.5Lガソリンターボ、2.2Lディーゼルターボエンジンが用意される。

■弱点解説

 CX-5とCX-8は、スタイリッシュな外観を売りのひとつにしている。そのため後席に乗る人の乗降性は今一歩。乗り降りする際は頭と体の出し入れに気を遣う。

 CX-8は最小回転半径も5.8m。車庫入れは大変だ。

 鳴り物入りで登場した気筒休止エンジンは洗練されたパワーフィールだが、実燃費は思ったほどよくない。ATもそろそろ多段化してほしいと感じる。ついでに言いえばカーナビのモニタが小さい。操作性も今一歩にとどまる。

【片岡英明】

■RAV4/2019年1-5月の販売台数:9957台

海外専売だった基幹を経て復活した新型RAV4。高い実力でユーザーからも支持されている

 2019年4月10日、約3年ぶりに日本に復活するやいなや、月販目標の8倍となる2万4000台の受注を集めた人気車。

 2Lのガソリンと、2.5Lベースのハイブリッドの2種のパワーユニットが用意され、悪路での走破性も高い。

■弱点解説

 RAV4の後席は、床と座面の間隔が若干不足して、腰が落ち込む姿勢になりやすいが、そうなると座った時に体重がヒップに集中する。

 この時、ハイブリッドは後席下に駆動用電池が設置されているため、座面のストローク(たわみ量)が足りず、底突き感が生じて不快だ。15mm程度の違いだが、ガソリンエンジン車の後席は座面ストロークに余裕がある。

 また、エンジンの回転感覚もガソリンタイプが上品。ハイブリッドはアクセルペダルを踏み込んだ時に回転感覚が粗く感じる。

【渡辺陽一郎】

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