CX-5にCX-60の売れ線モデルはやっぱりディーゼルで、カタログ燃費は驚異的な数値なのはご存じの通り。そこで少~し疑いの目を持ちつつ約1200kmを2日で走破!! もう検証のために走りに走りったのだが、その結果たるや衝撃。スゴイです、マジで!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫
【画像ギャラリー】人間工学に基づいた内装!? 確かに使いやすいゾ!! マツダSUVの車内を隅々(30枚)画像ギャラリー■CX-5カタログ値120%超え!! CX-60はさすがの燃費
結論からいえばどちらもカタログ値超えの燃費をマーク!! もうマツダのディーゼルエンジンの底力を痛感しました。マジで脱帽レベルだったんです。
SUVといえばご存じの通り、車重やボディスタイルを鑑みても燃費重視というワケにはいかないが、この2台はその常識を覆してくれるモノだったのだ。
今回はいわゆる燃費運転ではなく、周囲の流れに沿って走行(もちろん法定速度内)。エアコンなども積極的に使用して、あくまで“フツー”に使って検証してみた。
するとCX-60は驚異のカタログ燃費比109%の22.8km/L。CX-5に至っては同比123%の21.4km/Lと、どちらも衝撃の燃費を記録してくれたのだ。
しかもCX-5は純エンジンであることを考えると、エンジンの素性の良さが見事に判明した結果に。そしてディーゼルは長距離にピッタリというのが裏付けされたカタチだ。
もちろん使用する燃料は軽油で、ご存じの通りレギュラーに比べてLあたり20円強安い!!ガソリン価格高騰中の今、お財布に優しいのは素直に嬉しい。
■モーターのお助けが超自然!! CX-5は軽快さがお見事
さて長距離走破したそれぞれの印象といえば、CX-60のマイルドハイブリッドディーゼルは走り出しはもちろん、高速域であっても積極的にモーターがアシストしてくれる。
個人的には、モーターの介入が非常にナチュラルで制御がお見事という印象。モニターで作動状況を見てはじめて実感できるほどなのだ。
ただ、短距離試乗ではわからなかったが、今回のロングドライブでわかった発見も。
シートが少々硬めで道路のつなぎ目や段差を乗越えた際に、乗員に素直に衝撃が伝わってくる場面が多々あり、もう少し柔らかめを希望したい。
というのも今回取材に同行したスタッフ全員がCX-5がより体にフィットすると証言しており、この辺りは購入前にしっかりと確認を!!
後席シートはCX-60がより全身を包み込む形状となっており、後席に限ってはこちらに軍配というイメージ。
一方のCX-5は気持ちよさったらない!! CX-60と比べると約290kgの重量差、そしてFFというのも要因のひとつだが、なんといっても軽快さが魅力。
これはバイパスや高速などの速度域の高いシーンはもちろん徐行程度でも痛感できるレベルであった。
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