■まだまだ存在の意義はある!? トヨタ パッソをヤリス アクア 軽と比較する
「プチトヨタ」の愛称でブレイクしたパッソ。小さなサイズにトヨタの機能を詰め込み、軽と同様程度の使い勝手を実現
パッソのボディサイズは、全長3680mm×全幅1665mm×全高1525mm
搭載されるエンジンは1L。軽自動車ではもの足りない動力性能をカバーできるだけの力がある。
多くの軽自動車は最小回転半径が4.4m。対してパッソは4.6mと軽自動車に似た取り回しを実現
トヨタ パッソ 109万8655円~160万5273円。燃費27.6km/L。もちろんアクアより燃費は劣るものの、車体価格は安いためトータルコストを考えればパッソの方が安上がりな人も多いのではないだろうか
ヤリスは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mmだから、全長で260mm、全幅で30mm短くなる
ヤリスは海外市場も考慮して、動力性能を上げるためにボディサイズが大きくなった。パッソは取り回しがよく、1.0Lエンジン、そしてコンパクトなボディ。これらのメリットを考えれば国内市場で生き残っていく術はまだまだあると考える
トヨタ アクア。全長4050mm×全幅1695mm×全高1485-1505mm。燃費は35.8km/L。価格は198万円~259万8000円。
軽自動車は規格いっぱいのボディサイズにしても全長3395mm、全幅1475mm。つまりパッソの方が全長で285mm、全幅190mm大きくなる(写真はダイハツ タント)
先日発表されたEV車「bZ4X」は次期型のパッソ/ブーンの役割を担っていくのではないだろうか