一般的な交差点では、自分の進行方向を周囲に知らせることを目的にウインカーを点滅させる。点滅を開始するのは曲がる地点から30m手間と定められている
曲がっている時にはウインカーを点滅させ、直進状態になったらすみやかにウインカーを消す。これは車線変更時も同様だ
ウインカーの点滅は後方の車両に自車の動きを知らせるためでもある
ウインカーを出さずに車線変更を行うのは危険な行為だ。実際に動作を開始する3秒前にはウインカーを点滅させ、後方のクルマに自車の動きを知らせておくこと
センターラインが黄色の区間では、ウインカーを点滅させても車線変更や追い越しはできない
道路脇に停車させる場合、停車地点の30m手前から左ウインカーを点滅させ、停車後はウインカーを消す
一見同じように思える道路だが、左のイラストは停止線と表示があるので合流ではなく交差点になる。この場合は左ウインカーを点滅させて曲がるのが正解
事故が起きやすい側道からの合流。合流してくるクルマだけでなく、本線のクルマも注意して走るのが鉄則
写真は高速道路での合流地点だが、一般道でも同じようなポイントがあり、交差点になっている場合もあるので気をつけたい
側道風の交差点では左ウインカーを点滅させ、さらにハンドサインを右に出すのが理想だが、ハンドル操作をしながら右手を離すため、運転が難しくなる可能性もある
ウインカーを正しく使用しないと交通違反となり、検挙されることもある。この場合の違反点は1点だ
正しい操作を行っても、実はウインカーランプが球切れになっていたなどということがないように、定期的に点検することをお薦めする
国産車ではハンドルの右側にあるウインカーレバー。外国車や一部の国産車では左側にウインカーレバーが配置されている