■三菱車初となるWETモードを採用
また、インテリアにはSUVとして重要となる運転のしやすさと居住性の高さに加え、インストゥルメントパネルに水平基調のデザインを採用。前方視認性を高め、悪路走行時の車体姿勢の変化をつかみやすくしているのだという。パネルからドアトリムにはコストのかかるソフトパッドが連続して使用され、包まれ感や守られ感を演出している。
インパネにはフル液晶ドライバーディスプレイとセンターディスプレイ一体化大型パネルを採用し、ナビや路面状況など運転に必要な情報を3画面で表示可能にすることで、先進性とともに安心で快適な運転環境を提供するという。
コンパクトSUVながら広々とした室内空間を確保し、特に後席でゆとりある足元スペースを実現。コンパクトなボディながら充分なラゲッジスペースを確保するなど実用性の面も抜かりはない。
ドライブモードは「NORMAL」(ノーマル)、「WET」(ウェット)、「GRAVEL」(グラベル)、「MUD」(マッド)の4つを設定。特に三菱車初採用となるWETモードでは、スコールによる冠水路でも安心して走行できるようなASEANならではの使い方にも配慮されている。
三菱ではこれまでASEAN市場でピックアップのトライトン、その派生SUVのパジェロスポーツ、アウトランダーとアウトランダーPHEV、エクスパンダーとエクスパンダークロス、ミラージュとそのセダンであるアトラージュを販売している。今後はこのXFCをエクスパンダーのような主力車種に育てていきたいとしている。
このXFCについて、三菱はボディサイズやパワートレーンなどいっさいアナウンスしていないが、日本市場でも充分引きのあるモデルだと考えられるだけにぜひ導入を希望したい。
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