■日産、12月16日「リーフ」をマイナーチェンジ
日産は12月16日、リーフを2年ぶりに一新しマイナーチェンジを果たしました。発売は2月からとなります。
今回のマイナーチェンジは、内外装のデザイン変更、ボディカラーの新設定、安全対策強化、装備の充実化などが主な内容です。特に装備面では、現行モデルはカーナビの画面が小さく不評なことから、新しい大型の10インチモニターを設定するのがポイントです。
なお、マイナーチェンジ前の現行モデルは11月いっぱいで生産を打ち切る見通しです。
■トヨタ ハイブリッド車用のバッテリーをリチウムイオン一本化
トヨタは近い将来、ハイブリッドモデルの駆動用バッテリーをリチウムイオン方式に一本化する見通しです。
これまではニッケル水素バッテリーとリチウムイオンバッテリーの両方を採用していましたが、コンパクト&高効率なリチウムイオンバッテリーへ一本化することによる量産化で、コストダウンの見通しがついたためと思われます。
現在、ニッケル水素バッテリーを採用しているモデルについてはフルモデルチェンジやマイナーチェンジのタイミングを利用して、リチウムイオンタイプに順次切り替える方針です。
リチウムイオンバッテリーはコンパクトに作れるためスペース効率がよく、4WD車への採用にも適しています。
新型ヤリスは従来と違う、さらにコンパクト&高効率のリチウムイオンバッテリーを開発採用しており、このバッテリーが今後の展開のベースになると思われます。
さらにこの新世代バッテリーは2020年末にも一新する次期型アクアには、ほぼそのまま移植されるものと思われます。
■来春にダイハツ キャストアクティバの後継モデルが発売?
関係筋によると、ダイハツは来春にもSUVテイストのクロスオーバー軽自動車「キャストアクティバ」の後継モデルを発売するようです。
この新型車は本格的なSUVで、スズキのハスラー対抗モデルとなります。そしてタント同様、新しいDNGAのプラットフォームを採用し、基本コンポーネンツを刷新したモデルでもあります。
次期型ハスラーは年内発表の2020年1月発売を予定していますので、ダイハツ新型SUVの発売とほぼ同時期になり、この2車は新車販売で激突することになります。
なお、現行型のキャストは「スタイル」「スポーツ」を継続生産・販売して、アクティバのほうは年内いっぱいで生産中止する見込みです。
■ランドクルーザーなど本格クロカンは2020年5月以降もトヨタ店専売か?
トヨタは2020年5月から全国規模でトヨタ車全モデルを全店で併売とする方針ですが、ランドクルーザーとランドクルーザープラドなどの一部の重量級モデルについては当分の間トヨタ店の専売を継続させる方針のようです。
定期点検、車検、修理などの際に、重量級の車両を持ち上げるリフトの設備がない店舗ではアフターケアでの対応が難しいためです。
今後拠点の統合などで、トヨタ店のリフト設備が活用できるようになれば、全モデル併売態勢の構築が可能になると思われます。2022年中盤あたりまでは、ランドクルーザーなどはトヨタ店が継続する見通しです。
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