■フィットなどに1.9%の超低金利残価設定クレジットを年末まで実施
首都圏にあるホンダディーラーは、フィット(現行モデル在庫車)、フリード、ステップワゴンの主力3車種に異例の1.9%超低金利残価設定クレジットを実施し、年末セールの盛り上げを図っています。
この1.9%の低金利は通常3.5%で実施していた金利を1.6ポイント引き下げることで15万円以上の実質金利分を値引きするものです。
超低金利クレジットの対象車は、これまで1車種程度と車種を絞って実施する例はありましたが、今回のように主軸3車種一斉に拡大したのは初めてです。
さらに同期間に成約するとステップワゴンは15万円分、フィットは7万円分のカーナビ購入プレゼントと、5万8300円分のドライブレコーダーパッケージをプレゼントしています。
■ダイハツ テリオス&テリオスキッドが復活か?
ダイハツ販売店筋によるとダイハツは近い将来、コンパクト&軽自動車SUVのラインナップとして、かつて存在した「テリオス&テリオスキッド」を復活させる方向で次世代モデルの開発に取り組んでいるといいます。
軽自動車のボディを使った軽自動車のテリオスキッド、そのワイドフェンダーバージョンであるテリオスを派生させるというものです。
テリオスキッドは660ccのノンターボとターボエンジン、テリオスは1.5L3気筒エンジンを搭載。駆動方式は4WDのみで、CVTとの組み合わせになります。
足回りはラフロード走行にも配慮したチューニングが施されます。ボディはモノコック構造を採用しており、スズキのジムニー&ジムニーシエラの対抗モデルとして設定するものと思われます。
●【関連記事】【背水の陣!? ダイハツがジムニー対抗車!!】軽SUVテリオスキッドが2020年5月に復活!!!
■マツダ 次期型マツダ2は新開発3気筒1.5LのSKYACTIV-Xを搭載か?
マツダは2020年9月にも一新する次期型マツダ2(旧デミオ)に、新開発3気筒1.5LのSKYACTIV-Xを搭載する方向で開発を進めている模様です。
基本的にこのエンジンは、現在マツダ3とCX-30が搭載している4気筒2LのSKYACTIV-Xの1気筒を外すことで1.5Lにスケールダウンを図る手法を採用します。これにモーターアシストのマイルドハイブリッドユニットを付加するのもマツダ3などと同様です。
次期型マツダ2におけるSKYACTIV-X搭載車の比率はグローバル、国内ともに60%の販売構成比を目指す方針です。
■新型フィットの発売は新型ヤリスとほぼ同じ時期?
ホンダは2020年2月中旬に新型フィットを発売しますが、トヨタの新型ヤリスと発売時期がほとんど同じであることが判明しました。先行予約の開始も12月初めと肩を並べる見通しです。
新型フィットはシリーズ全体では月販1万5000台の計画で、登録車のトップセラーを目指します。対するヤリスは発売時がネッツ店専売となるため月販1万台程度の計画ですが、発売から3カ月後の2020年5月からはトヨタ全系列店扱いに拡大することで、月販計画は倍増の2万台に拡大する可能性もあります。
■ダイハツは1.2Lハイブリッド車の開発に着手か?
ダイハツは1.2Lハイブリッドモデルの独自開発に着手しているようです。
ハイブリッドはトヨタからのユニット供給も行いますが、トヨタの最小ハイブリッドユニットが1.5Lのため、ダイハツのオリジナルモデルには搭載できないからです。
1.2Lハイブリッドは2021年をめどにコンパクトミニバンへの投入を検討しており、この新規モデルに搭載する方向で開発を進めているようです。このコンパクトミニバンは、遊び感覚を重視した3列シート6~7人乗りミニバンで、トヨタのシエンタよりもひと回り小さいボディサイズを採用し、コンセプト分けを明確にします。トヨタにOEM供給する可能性もあります。
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