とどまるところをしらない破竹の勢いのスズキ。ジムニーの納車は発売から1年4ヵ月経ってもまだ1年待ち、さらに2020年12月下旬に発表、2020年1月に発売される2代目ハスラーも大ヒット間違いなしで、早くも納車は6ヵ月以上と言われている。
ダイハツはこの状況を黙って見ているのだろうか? 流通ジャーナリスト・遠藤徹氏が信頼できるダイハツ関係者から入手した情報によれば、ジムニーを追撃するべく対抗車を開発している、という。ダイハツは虎視眈々と、ジムニー追撃態勢を立てていたことが判明したのだ。
その対抗車は、なんとテリオスキッド! ロッキーと同じく、かつて存在した軽SUVを復活させるというのだ。はたして、ジムニー対抗車、テリオスキッドはどんなクルマなのか、迫ってみたい。
文/遠藤徹
写真/ベストカーWEB編集部
【画像ギャラリー】懐かしのテリオスキッド&テリオスの詳細写真
キャストの3グレードを1グレードに整理!
ダイハツは、同じ車種にアクティバ、スタイル、スポーツというタイプの違う3グレードをラインアップし、爆発的にヒットしていたハスラーを追い落とそうとしたが、残念ながら失敗。
この2019年末に、キャストのアクティバ&スポーツを生産中止し、キャストスタイルのみを継続生産・販売とすることを傘下販売店に伝えている。
なぜキャストスタイル1グレードだけを残し、ほかは廃止するのか? アクティバ&スポーツの後継モデルとして2020年5月頃にも本格的な新型SUVを発売するから、キャストを整理したというのだ。
この情報は、信頼できるダイハツ関係者から聞いたのだが、別のダイハツ関係者から聞いた有力情報と合わせて紹介していこう。
キャストアクティバ&スポーツをなぜ生産中止することに対しては、首都圏ダイハツ店営業担当者は、
「キャストアクティバ&スポーツはSUVテイストのコンセプトだが、5ドアハッチバックの乗用車寄りの仕立てであり、中途半端な作りのためか、あまり売れ行きがよくないのが実情です。発売後4年が経過するので、これを機会に本格的な新型軽SUVを投入すべく開発を進めると本社から聞いています」とコメント。
コメント
コメントの使い方