【必見渋滞予測】下りは明日ピーク!!! GWの大型渋滞が減少!? 傾向と対策は??

 元号も新たに、今年のGWもいよいよ後半戦に突入。大型連休の風物詩といえば主要高速道路を中心とした長~い渋滞だ。

 ふたつの時代に跨った今年のGW渋滞は、明日5月3日からピークを迎える。そして、史上最長のGWは、渋滞の傾向にも例年と比べて変化が見られるという。

 NEXCO東日本関東支社で渋滞予報士を務める外山敬祐氏に、その傾向やポイントを聞いた。

文:ベストカーWeb編集部


10連休で渋滞は「分散化」&大型渋滞は「減少」

GW期間中の渋滞予測回数は上下線計432回。昨年実績の328回から増加する見込みだ(ゴールデンウィーク期間の高速道路における渋滞予測について【全国版】より)

 今年のGWの特徴は、なんといっても休みの「長さ」。渋滞予報士の外山氏によると、最大10連休となったことで、渋滞の変化が予測されているという。

 まず、ひとつ目の大きな変化は渋滞の“ピーク”だ。

「(今回のGW渋滞は)“中間の日にち”をどう読むかがポイントで、事前アンケートの結果から改元の影響で5月1~2日の移動は控え目で、かつ日帰り中心となる見込みです。

 そして、連休後半の方がまとまった休みを取りやすいことから、下りは3日、上りは4~5日が渋滞のピークとなります」

 さらに、渋滞の発生回数にも変化がありそうだ。

「一般的に連休が長くなればなるほど渋滞の回数は増える傾向があり、今回のGWはトータルの渋滞発生回数そのものは増加が見込まれています。

 ただし、10連休となったことで渋滞は“分散化”し、逆に長い渋滞は減るものと思われます。

 アンケートからもそうした傾向が予測でき、私が担当する関東地域では、30km以上の渋滞発生回数は昨年の12回に対して、今年は8回と減少する見込みです」

30km以上の渋滞はGW後半に集中

【図2】今年のGW期間中の渋滞予測と昨年実績(高速道路各社、日本道路交通情報センターの発表をもとに作成)

 【図2】は渋滞発生回数予測と昨年実績の比較。外山氏が解説したとおり、全国的にみても30km以上の長い渋滞は昨年比で減少する見込みだが、期間中延べ17回のうち13回が、明日からの連休後半に集中している。

 30km以上の主な渋滞予測は以下のとおり。

 5月3日の東北道・羽生PA付近を先頭とした渋滞は最長40kmとなる見込み。GW後半は長距離の移動が増え、特に東北道では混雑が増えると予想されている。

■GW期間 これからの主な渋滞予測(ピーク渋滞長30km以上)
※渋滞ピーク日時/道路名・渋滞発生箇所/ピーク時渋滞長の順で記載

【下り】
・5月3日(金)8時頃/東北道・羽生PA付近/40km
・5月3日(金)7時頃/関越道・東松山IC付近/35km
・5月4日(土)17時頃/中央道・土岐JCT付近/30km
・5月5日(日)17時頃/中央道・土岐JCT付近/30km

【上り】
・5月3日(金)9時頃/名神高速・大津IC付近/30km
・5月4日(土)18時頃/東北道・加須IC付近/30km
・5月4日(土)18時頃/関越道・高坂SA付近/35km
・5月4日(土)16時頃/中央道・小仏TN付近/30km
・5月5日(日)17時頃/東北道・加須IC付近/40km
・5月5日(日)17時頃/関越道・高坂SA付近/30km
・5月5日(日)16時頃/東名高速・大和TN付近/30km
・5月5日(日)16時頃/中央道・小仏TN付近/30km
・5月5日(日)19時頃/神戸淡路鳴門道・舞子TN出口付近/30km

渋滞避けるコツは「急がば回れ」

 主要高速道路の渋滞発生は避けられないが、できる限り渋滞に巻き込まれるリスクを減らすにはどうすれば良いのか?

 前出の外山氏は「最も効果的なのは移動時間をズラすことで、できれば半日単位で動かしてほしい」と言う。下りなら朝の出発を遅らせて、ゆっくり出かける。上りなら午前中のうちに移動を済ますのが理想的だ。

 それが難しい場合は「(渋滞の)ピークから1時間外すだけでも効果がある」という。

 ただ、なかなか移動時間をズラせないケースも多い。そうした場合の対処法を外山氏は以下のように解説する。

「遠回りでも空いているルートを選んだ方が早く着くことを、私は“急がば回れ理論”と呼んでいるのですが、(この考え方で)ルートを変更するだけでも渋滞のリスクはかなり減らせます」

 まずは可能な限り渋滞が激しい時間を避けること、そして特に長距離移動時は混雑する最短ルートを外すことも効果的な手段のひとつといえる。

◆  ◆  ◆

 渋滞は一番右側の追越車線から発生し、必要以上の車線変更が渋滞を悪化させるケースも多い。また、渋滞発生中は追突事故も頻発する。

 ルート選びだけでなく、渋滞に遭遇した時の心構えも“急がば回れ”の精神で、こまめに休憩をとり、ゆとりをもった車間距離や運転を心がけてほしい。

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