太っ腹! 足りないEV補助金を20万円補助する「テスラ補助金サポート」を4月2日から開始! BYDは金利0%キャンペーン実施!

太っ腹! 足りないEV補助金を20万円補助する「テスラ補助金サポート」を4月2日から開始! BYDは金利0%キャンペーン実施!

■テスラが政府によるCEV補助金とは別に、20万円を独自にサポート

2014年の設置以来、9年をかけて2023年12月、国内100基を達成したテスラの急速充電器スーパーチャージャー(東名川崎)
2014年の設置以来、9年をかけて2023年12月、国内100基を達成したテスラの急速充電器スーパーチャージャー(東名川崎)

 テスラが販売する車両(モデルS、モデル3、モデルX、モデルY)は、CEV 補助金の対象車両。そのなかでもモデル3 ロングレンジAWD は一充電走行距離の長さ(706 km WLTC モード(国土交通省審査値)を含め、様々な点が評価され、令和5 年度補正予算CEV 補助金の85 万円対象となった。輸入車のなかで85万円対象車両はモデル3 ロングレンジAWDのみ。

なめらかで流れるような液体金属テクスチャーとなるモデル Y限定ボディカラー「クイックシルバー」。オプション価格は26万9000円

 しかし、テスラは一部を除いて販売店舗を持たず、外部給電機能も日本仕様には設定していないのに、他の輸入車メーカーに比べ65万円、上限85万円まで認められているのは、テスラ独自の急速充電器「スーパーチャージャー」が100箇所、490基以上となった点が評価されたのだろう。

 グレード別に見ると、テスラモデル3 AWDロングレンジは上限85万円に増額され、モデル3 RWD、モデルY RWD 、モデルY ロングレンジAWD、モデルY パフォーマンスは65万円(変更なし)となっており、20万円の差が付けられていた。

 そんな状況のなか、4月2日、テスラは65万円のCEV補助金対象モデルである、モデル3 RWD、モデルY RWD、モデルY ロングレンジAWD、モデルY パフォーマンスの4モデルについて、20万円の補助金サポートを行うと発表した。つまり、CEV補助金65万円にプラスして、テスラ独自の補助金サポート20万円が加算され、実質85万円引きということになる。

 価格調整後のCEV補助金を含まない車両本体価格は、モデル3 RWD=541万3000円〜、モデル3 ロングレンジAWD=651万9000円〜、モデル Y RWD=543万7000円〜、モデル Y ロングレンジAWD=632万6000円〜、モデル Yパフォーマンス=707万9000円~。

 最安のモデル3 RWDは65万円のCEV補助金を得ることができるため、補助金を引くと、実質476万3000円となる。これは大きい!

なめらかで流れるような液体金属テクスチャーとなるモデル Y限定ボディカラー「クイックシルバー」。オプション価格は26万9000円
なめらかで流れるような液体金属テクスチャーとなるモデル Y限定ボディカラー「クイックシルバー」。オプション価格は26万9000円

 さらにモデルYにはボディカラーが一部変更されるとともに新色が追加され、モデル S、モデル X でも好評なウルトラレッドとステルスグレーに加えて、モデルY限定カラーとなるクイックシルバーが選択できるようになった。

 BYDはドルフィンが65万円→35万円、ATTO3が65万円→35万円と大幅減額となったが、BYDは2024年4月1日~6月30日まで、ローン金利0%キャンペーンを実施して対抗。ちなみに2024年3月のBYDの販売台数は351台を記録し、販売絶好調とのこと。

 今後、各輸入車メーカーが、減額されたCEV補助金に対して、どのような対策を打ち出してくるのか、注目だ。

【画像ギャラリー】20万円もテスラが補助するサポート開始! 太っ腹!(5枚)画像ギャラリー

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