バッテリー上がりのときに活躍するジャンプスターターだが、事前に充電しておくものが一般的。そこに画期的な製品が登場した。なんと事前の充電が不要。クルマに積んでおけばバッテリーの残存電圧を利用してスターターを回してくれるスグレモノだ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=koumaru@Adobestock)、MITSUKIN
【画像ギャラリー】スーパーキャパシタ式は安心感が違う!(6枚)画像ギャラリー事前充電いらず!エンジンが即かかる「Ignic」がすごい
「あ、バッテリー上がってる…」――そんなとき頼れるのがジャンプスターターだけど、事前に充電してなかったら元も子もない。そんな常識をひっくり返す新アイテムが登場した。その名も「Ignic(イグニック)」だ。
この「Ignic」、従来のようなリチウムイオン電池じゃなくて「スーパーキャパシタ」ってやつを使っている。クルマの弱ったバッテリーから少しだけ電気をもらって一気にチャージ、そこからすぐエンジン始動できるってわけ。しかも充電池じゃないから、長期保管でも劣化の心配がない点もうれしい。
気温は-40℃から70℃までOKで、2万回以上の繰り返し使用に耐えるっていうから頼もしすぎる。発火の心配もないし、夏でも冬でもどこでも使える安心設計だ!
いっぽう注意点もある。「Ignic」の使用にあたってはバッテリーの残存電圧9Vが条件。長期間放置したバッテリーなどは、この電圧を満たさないことがあるので、常に充電要らずで使えるわけではない。「バッテリー上がりかも」と思ったら早めに使用するのがオススメだ。
一般車もトラックもOK! プロ仕様の「Max」もあり
ラインアップは2種類。12V車専用の「Ignic Pro」と、12Vと24Vを切り替えられる「Ignic Max」。この「Max」モデルはトラックや農機、船舶にも使えて、プロの現場でも活躍間違いなしだ。
操作もかんたんで、慌てずに済むのがありがたい。クルマに積んでおけば、いざというときにものの数分で復活できるっていうから、アウトドア好きやクルマでの遠出が多い人には特にオススメ。
この「Ignic」、2025年6月9日10時からMakuakeでクラウドファンディングがスタート。お得な早割プランもあるので、気になる人は今すぐチェックしてみてほしい。ちなみにもっとも安い「超々早割」によるIgnic Proの応援購入価格は1万2600円だ(個数限定)。








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