【圧倒的未来】工業デザイン界の鬼才 シド・ミード展 開催


■「未来の世界」を見にいこう!

 フォードのデザイナーとして活躍後、退職してからは『ブレードランナー』や『トロン』、アニメ『∀ガンダム』に登場するさまざまな機械をデザインするなど、多彩な活躍で知られるシド・ミード氏の展覧会が、2019年4月27日(土)~5月19日(日)にアーツ千代田3331(東京都千代田区外神田)にて開催される。

『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督は、工業デザイナーである彼の画集に描かれた「CITY ON WHEELS」(雨の降る高速道を走る車のイラスト)を見て自作への起用を決めたと言われており、「未来」を描く工業デザインの真価を発揮したといえる。

CITY ON WHEELS ©️Syd Mead, Inc.

■自動車もある、ヤマトもガンダムもある!!

 今回の展示会では、シド・ミード氏が所有する膨大なアーカイブから、厳選された画稿のほか、日本独自のセレクションを加えた、4つのパートで構成。

 作品約150点を展示する原画展で、日本での個展は34年ぶり3回目、今世紀では初開催となる。

●PROGRESSIONS:アジア初公開となる、初期水彩画から最新作まで一堂に展示する自薦50点の回顧展パッケージ。ミード・デザインのヴィークル(自動車など)、建物や宇宙、作品集のカバーアートなどを展示。

●The Movie Art: 映画『ブレードランナー』、『エイリアン2』、『エリジウム』等のハリウッド映画のプロダクション・デザインから未発表のコンセプト画も展示。

●TYO special:『YAMATO 2520』や、本年が20周年の『∀ガンダム』などアニメーションを中心に、“日本のプロジェクト”に絞った展示。世界初公開作品、多数。

●Memories Of The Future: 日本人コレクターである松井博司をキュレーターに迎え、ミード氏のアイデア、デザイン、イラストレーションの軌跡や制作過程、世界初公開の秘蔵原画を展示。

シド・ミード略歴 |ビジュアル・フューチャリスト

1933年7月18日、アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。フォードのカーデザイナーとしてキャリアを出発させるが、1970年に独立。未来志向でリアルなビジョンの数々は、彼を瞬く間に世界的なインダストリアルデザイナーへと押し上げる。その活躍はプロダクトデザインの領域に留まらず、1979年から始めた映画美術の仕事でも優れた成果を上げた。『スタートレック』(79)『トロン』(82)『ブレードランナー』(82)『2010』(84)『エイリアン2』(86)など、いまや誰もが知るSF映画の名作を手がけるレジェンド的存在である。近年も『ブレードランナー2049』(17)への参加が話題を呼ぶ。2016年、アメリカの視覚効果協会が主催するVES賞特別功労賞「ビジョナリー賞」受賞。

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