GRヤリスの人気が止まらない。WRC直系ともいうべく系譜を持つGRヤリス。国内の4WDマシンの勢力図を変えそうな大物の登場にチューニング界もにぎわっている。
しかしチューニング業界よりもGRヤリスに熱いラブコールを送るのが、ラリーやダートトライアルといったグラベル(未舗装路)をメインに走るオフロード競技の世界。コンパクトな車体に高度な4WDなGRヤリスに注目が集まるのは至極当然のこと。
GRヤリスについては吸排気系も、駆動系もパーツはそろった。でも肝心な足元を支えるホイールはバッチリ決まっていますか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:谷井功【PR】
■老舗ならではのアプローチで軽くて強い
ラリーやダートトライアルの世界は非常に過酷でそのドライビングも独特の世界。よくF1ドライバーは「頭のネジがひとつ外れている」なんて言われるが、ラリードライバーは「頭のネジがない」なんて言われるほど。
それほどラリーは人間の想像を超えるまさに超人的な走りが求められるし、マシンの耐久性も求められる。路面からの入力をいなすサスペンション、そして乗員を保護するロールケージなど必要なパーツは山のようにある。
そのなかでもひときわ大切なのが今回紹介する「ホイール」だ。デコボコの小石が混ざった道をとてつもない速さで走る競技では、軽さだけでなく強度も大切になる。
軟弱なアルミホイールでは亀裂が入ったり、リムが歪むこともあり競技続行ができなくなるほどのダメージを負う可能性もある。だからといってスチールホイールでは運動性能の悪化も懸念され、タイムを競う競技では強度と軽さのバランスというのは永遠のテーマだったりする。
そこをしっかり解決してきたのが今回紹介するウェッズだ。
■Weds Sport TC105X GRAVELで挑む
ベストカー取材班が向かったのが北関東のダートトライアル場。実際にダートトライアルに参戦している株式会社ALEXのGRヤリスがテストをしているというのだ。目前で観るダートトライアルの迫力はまさにド迫力!!
大きな砂利を飛ばしながらGRヤリスは前に前にとトラクションをかけ続ける。横を向いているのに前に進む、そんな感覚はグラベル競技ならでは。グイグイ走るGRヤリスの足元を支えるのがWeds Sport TC105X GRAVEL(ティー・シー・イチマルゴ・エックス・グラベル)だ。
このホイールの製法は鋳造だがAMF製法と呼ばれるウェッズ独自のもの。鋳造されたリム部分をローラーで熱しながら伸ばす製法で、これにより引っ張り強度、耐力、伸びという要素をより強化する。
世間一般では鋳造ホイールといえば重いという印象があるかもしれない。それは半分正解なのだがウェッズの製品に限っては必ずしも正解ではない。
なんせ15×7JのGRヤリスのこのTC105X GRAVELのホイール単体重量は6kg程度とかなり軽い。それでいてしっかりと強度も保っており、やっぱりウェッズならではのノウハウがギュッと濃縮したホイールだ。
トヨタの豊田章男社長は「クルマは道が鍛える」と言っていたが「ホイールも道が鍛える」のは間違いないだろう。このホイールでの知見は多くのウェッズ製品にも生かされ、よりスタイリッシュで高性能な新製品の誕生につながるだろう。
GRヤリスで競技を目指すなら、TC105X GRAVELをぜひ手に取ってほしい。
■詳細はリニューアルされたWeds公式サイトで
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