以前からお伝えしてきたアルファード/ヴェルファイアの受注が2024年11月23日から再開! ついに一部改良の内容と廉価版のXグレードやPHEV、プレーシャスラウンジが判明! 実際に買えるのか、首都圏のディーラーに直撃した!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部
※本企画に掲載する情報は、メーカーからもたらされたものではなく、独自に調査し、執筆したものです
【画像ギャラリー】最も安いアルファードはなんと436万2000円のXガソリン車サイドリフトアップシート装着車だった!(6枚)画像ギャラリー■2024年11月23日から一部改良モデル、追加モデルの受注再開
ついにアルファード/ヴェルファイアの一部改良モデル、追加モデルの受注が2024年11月23日から再開した。首都圏のディーラーから新たな情報を入手したので報告していこう。
商談開始は2024年11月23日から始まっており、2024年12月20日に発表発売、生産開始は2025年1月6日から、PHEVは1月31日からの予定とのこと。
まず追加モデルと価格からお伝えしていこう。450万円以下と言われてきた注目の廉価グレード、Xグレードのガソリン車はなんと左側のセカンドシートが回転して車外へスライドダウン&チルトする、サイドリフトアップシート仕様(福祉車両)で価格は436万2000円と判明。
ということで実質的な廉価版グレードとなるのは、Xグレードの2.5Lハイブリッド(8人乗り)で価格は510万円。続いてアルファードのZガソリン車は15万円アップの555万円、エグゼクティブラウンジは10万円アップの860万円。
ヴェルファイアはZプレミアの2.5Lハイブリッドが15万円アップの705万円、Zプレミア2.4Lターボが15万円アップの670万円、エグゼクティブラウンジが10万円アップの880万円。
今回、アルファードやヴェルファイアのエグゼクティブラウンジに新設定されるPHEVは前車が1065万円、後車が1085万円。4人乗り豪華仕様のスペーシャスラウンジの価格はまだ出ていないようだ。
既存モデルは15万円、10万円のアップとなっているが、値上げ分は前後方ドライブレコーダー+録画機能付きバックガイドモニター、デジタルインナーミラー、デジタルキーが標準装備化したことによる。
メーカーオプションに関してはエグゼクティブラウンジにのみオプション選択可能だったJBLスピーカーが選べるようになった。またヴェルファイアZ、ZプレミアにJBLスピーカー&14インチの後席モニターが40万円でオプション設定された。
ボディカラーはアルファードがプラチナホワイトパールマイカ、ブラック、プレシャスレオブロンドの3色は変わらず、ヴェルファイアはこの2色に加えて、シルバーメタリック系のプレシャスメタルが追加され3色展開となった。
【画像ギャラリー】最も安いアルファードはなんと436万2000円のXガソリン車サイドリフトアップシート装着車だった!(6枚)画像ギャラリー■注目の廉価グレードXグレードの詳細は?
サイドリフトアップ仕様を除き、実質的な廉価グレードとなる510万円のアルファードXハイブリッドをさらに掘り下げていきたい。
Xハイブリッドは、8人乗りのファブリックシート仕様で、6対4のチルトアップシートとなる。外観上では、X専用の加飾、3眼LEDヘッドライト(レベライザーはマニュアル)、通常の点滅式ウインカー(シーケンシャルウインカーではない)、225/65R17タイヤ+シルバーメタリック塗装の17インチホイールとなる。
インテリアについては9.8インチのディスプレイオーディオ+8スピーカーを標準装備。ちなみに1つ上のGグレードには14インチアップに変更。
Xグレードにはシートメモリー機能やパワーバックドア、水滴感知ワイパーが設定されず、ヘッドアップディスプレイやムーンルーフのオプション設定もない。
またトヨタチームメイトのアドバンスドライブやアドバンスドパーク、パーキングサポートブレーキ、レーンキープサポートなどの先進安全装備が装着されないものの、トヨタセーフティセンスは標準装備としている。
Xグレードのボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ、ブラックで、プレシャスレオブロンズの設定はなし。内装色はブラックのみ、ファブリック生地は30系アルファードに装備されていたものとほぼ同じと考えていい。ちなみにモデリスタエアロは2万円アップの42万円となっている。
エグゼクティブラウンジに設定されるPHEVは6人乗りのみ。装備類については、225/55R19サイズでシルバースパッタリング塗装のホイール、ウルトラスウェードのルーフライニング、本木目のステアリングとなり、シートはプレミアムナッパレザーを装備。内装色はブラック、オプションでニュートラルベージュが選べる。
まだ価格が提示されていない4人乗り仕様のスぺーシャスラウンジは、座り心地を追求した専用リアシートのほか、7人乗り仕様に比べ、約500mm広いリアシート、スピーカーを内蔵したヘッドレスト、鞄が置けるフロアトレイや冷蔵庫も設置され、車内で執務やWeb会議も快適にできるテーブルや各部に電源を装備。
ラゲッジには専用のハンガーカバーも装備し、着替えが可能。極めつけは専用絨毯を装備し、ホテルのスイートルームのような高級感溢れる空間を演出している。予想価格は1500万円くらいになるだろう。
では実際にアルファード、ヴェルファイアは買えるのか? 結論から先にいうと、一見さんは絶望的といっていい。前々回の追加枠(2024年1月頃)、前回の追加枠(2024年8月頃)に買えなかった(抽選に外れたもしくは割り当て台数から漏れた人)人を優先的に案内しているとのこと。
ある営業マンは「これまで長いお付き合いのある方を優先しています。とはいっても新規のお客様も獲得していかなくてはいけないと思っていますのでジレンマに感じています」と苦虫を噛みつぶしたような返答も。
1ディーラーでは割り当て台数が少なく5台~8台。これは2025年4月分までなのでそれ以降だったら可能性あり、という正直に話してくれる良心的な営業マンもいた。
いずれにしてもほんとに欲しい人(転売ヤーを除く)は、最寄りのディーラー営業マンと人間関係を作っておいたほうが人気車購入の早道ではないだろうか。
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