2024年9月には走りに磨きをかけた伝統のRSが追加されたホンダ シビック。購入時に悩むのはグレード選びだが、走りで選ぶ場合とコスパで選ぶ場合、それぞれのおすすめグレードを探って……あれ? 答え半分言っちゃいました?
※本稿は2024年11月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月10日号
※Tはターボ、DTはディーゼルターボ、Mはモーターの略称です
■走りで選ぶなら?
走りで選ぶならRSだ。直列4気筒1.5Lターボを搭載して、6速MTのみを組み合わせる。エンジンの回転感覚やシフトレバーの操作感も洗練させた。今はMT車が少なく、設定されてもクーペとコンパクトハッチバックが中心だ。そのなかでミドルサイズのMT車であるシビックRSの注目度は高い。
ただしRSは運転感覚が楽しい代わりに価格は割高だ。RSの装備は、同じ1.5LターボのEXとほぼ同じだが、専用サスペンションなどの装着によって約40万円高い。ちなみに受注を停止しているタイプRは買い得だ。RSから約80万円の上乗せで、動力性能や走行安定性が格段に向上するからだ。
【画像ギャラリー】走りで選ぶかコスパで選ぶか!? ホンダ シビックの2つのおすすめグレード(20枚)画像ギャラリー■コスパで選ぶなら?
買い得グレードを選ぶなら、パワーユニットはハイブリッドのe:HEVにしたい。滑らかで静かな運転感覚が上質なシビックに似合うからだ。
グレードは2種類あるが、上級のe:HEV・EXは、電動パノラミックサンルーフなどの装備をかなり充実させた。そこで399万8500円のe:HEV・LXを選ぶ。このグレードでもBOSEプレミアムサウンドシステムが標準装着されて装備は充分に充実する。
●ホンダ シビック主要諸元
全長4560×全幅1800×全高1410mm、1.5L、直4T(182ps/24.5kgm)、15.3km/L(RS)
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