日本において、一般的にはややマイナーな「ルノー」というブランド。実はラインナップも幅広く、そしてかなり個性的なのだ。ここではルノーのラインナップのなかから、2010年に登場した3代目メガーヌR.S.の中古車事情を調査してみた。
※本稿は2024年11月のものです
文:伊達軍曹/写真:ルノー ほか
初出:『ベストカー』2024年12月10日号
※中古車相場や流通台数は伊達軍曹調べ(2024年10月下旬現在)
■約150万円以上の物件で探したい:メガーヌR.S.(3代目ベース・2010年登場)
3代目メガーヌの高性能モデル。当初のパワートレーンは最高出力250psの2L直4ターボ+6MTで、2014年6月にフロントマスクを一新するマイナーチェンジを実施。最高出力273psの「トロフィーR」なども適宜追加された。
●中古車購入ポイントは?
流通台数は約50台と、この種のラテン車としてはまあまあ豊富。価格的には総額80万円程度から狙うこともできるが、そのあたりの物件はさすがに難ありな場合も。
程よい物件の目安は前期顔が総額150万円~で、後期顔は同200万円~。トロフィーRなどの超高性能モデルも魅力的だが、普段づかいすることも考えると素のグレードがお薦め。しなやかなシャシーの「モナコGP」が見つかればベストだが、残念ながらかなり希少だ。
●ルノー メガーヌR.S.(3代目ベース)
・中古相場:約80万〜350万円
・新車時価格:385.0万~499.0万円
・年式:2011~2017年
・入手しやすさ:★★★★☆
・中古車オススメ度:★★★★★
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