クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばないというクルマも多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
文/ベストカーWeb編集部
写真/ホンダ
難易度/★★★☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら!
●正解:ホンダ・アヴァンシア(1999-2003)

1999年9月に発売されたアヴァンシアは、新しい高級車のカタチを提案したホンダの5ドアハッチバック。アヴァンシアを唯一無二の存在にしたのは、「トップライトウイングハッチ」と呼ばれる個性的なテールゲート形状です。
エンジンはオデッセイに採用されていたもので、最高出力150psを発生する2.3L 直4、または最高出力215psを発生する3L V6 VTECが搭載されました。ユニークな装備としては、前席と後席間のウォークスルーを可能にするゲート式インパネシフトを備えていました。
2001年9月のマイナーチェンジでは15mmローダウンした「ヌーベルバーグ」も登場。アコードワゴンやオデッセイが販売されていたなか、アヴァンシアは明確な存在感を示すことはできず、車種整理の対象となりました。
2003年の販売終了以降、日本では後継モデルは登場していませんが、中国市場に投入されているクロスオーバーSUVに「アヴァンシア(冠道)」の名が受け継がれています。
コメント
コメントの使い方