【画像ギャラリー】カローラ先生 歴代モデル11代を採点チェック!! 最高点はどのクルマ?

初代E10から11代目E160系11代の最高点はどれだ?

 メインページでお伝えした”カローラ先生”小林敦志氏による新型カローラのインプレッション。

 このモデル(だけ)を愛する氏だけに、評価の視点も特有のものだった。実家にあるのも、自分購入の愛車もすべてカローラ……というだけに、その濃さはひとしお。

 そのカローラ先生から歴代カローラセダンの魅力をひと言ずつもらった。加えて評価点数づけも。4代目からほとんどのカローラを愛車にする先生。どんな点数になるのか?

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初代E10系(1966~1970年)90点

■全長3845㎜×全幅1485㎜×全高1380㎜、車重710㎏、エンジン:直4、1.2Lほか

1966年にデビューした初代の最大の特徴はデビュー時にフロアシフトのみ(後にコラムシフト追加)など、当時の最新トレンドを多く取り入れているところにある。新型、12代目カローラシリーズは、この点では初代の再来と個人的には強く感じている<br>
1966年にデビューした初代の最大の特徴はデビュー時にフロアシフトのみ(後にコラムシフト追加)など、当時の最新トレンドを多く取り入れているところにある。新型、12代目カローラシリーズは、この点では初代の再来と個人的には強く感じている

2代目E20系(1970~1977年)80点

■全長3995㎜×全幅1570㎜×全高1375㎜、車重880㎏、エンジン:直4、1.6Lほか

初代に対しクーペを追加するなどワイドバリエーションを進めて1970年にデビュー。海外市場も強く意識したキャラクターとなっており、カローラスプリンターが"スプリンター"という姉妹車となり独立してラインナップされている
初代に対しクーペを追加するなどワイドバリエーションを進めて1970年にデビュー。海外市場も強く意識したキャラクターとなっており、カローラスプリンターが"スプリンター"という姉妹車となり独立してラインナップされている

3代目E30/50系(1974~1979年) 90点

■全長3995㎜×全幅1570㎜×全高1375㎜、車重880㎏、エンジン:直4、1.6Lほか

型式から"サンマル"と呼ばれた3代目は1974年にデビューしているが、しばらく2代目が併売されていたところは、新型カローラシリーズと共通している。3代目の時に世界生産台数世界一となっており、本格的にグローバル車への道を歩み出す
型式から"サンマル"と呼ばれた3代目は1974年にデビューしているが、しばらく2代目が併売されていたところは、新型カローラシリーズと共通している。3代目の時に世界生産台数世界一となっており、本格的にグローバル車への道を歩み出す

4代目E70系(1979~1983年) 95点

■全長4050㎜×全幅1610㎜×全高1385㎜、車重855㎏、エンジン:直4、1.8Lほか

前期型のセダンとバンにかぎれば、当時の高級車の証ともされていた丸目四灯式ヘッドライトをシリーズ史上で唯一採用している。オーソドックスなボクシースタイルは、ジウジアーロがデザインしたという都市伝説があるほど、流麗であった
前期型のセダンとバンにかぎれば、当時の高級車の証ともされていた丸目四灯式ヘッドライトをシリーズ史上で唯一採用している。オーソドックスなボクシースタイルは、ジウジアーロがデザインしたという都市伝説があるほど、流麗であった

5代目E80系(1983~1987年)70点

■全長4135㎜×全幅1635㎜×全高1365㎜、車重870㎏、エンジン:直4、1.6Lほか

FFとなった最初のモデル。FF化にコストや時間を費やしたとの話もあり、また若年層を意識したこともあるようで、前期モデルはカジュアルイメージが強かった(後期モデルで豪華路線に戻った)。4代目が売れすぎたこともあり販売は苦戦した
FFとなった最初のモデル。FF化にコストや時間を費やしたとの話もあり、また若年層を意識したこともあるようで、前期モデルはカジュアルイメージが強かった(後期モデルで豪華路線に戻った)。4代目が売れすぎたこともあり販売は苦戦した

6代目E90系(1987~1991年)95点

■全長4195㎜×全幅1655㎜×全高1385㎜、車重950㎏、エンジン:直4、1.6Lほか

デビュー時に1.5Lがハイメカツインカム化された。パワーウィンドウ&電動格納式ドアミラー標準装備や自発光式メーターなど装備も充実し、ゴージャス路線も加速。スーパーホワイトⅡにマルーン(赤系)の内装色はクラウンを意識させた
デビュー時に1.5Lがハイメカツインカム化された。パワーウィンドウ&電動格納式ドアミラー標準装備や自発光式メーターなど装備も充実し、ゴージャス路線も加速。スーパーホワイトⅡにマルーン(赤系)の内装色はクラウンを意識させた

7代目E100系(1991~1995年)95点

■全長4270㎜×全幅1685㎜×全高1380㎜、車重1050㎏、エンジン:直4、1.6Lほか

バブル経済期のプロダクトでもあり、"セルシオを意識した"というクラスを超えた高級感があった。当初SE-Lというグレードがあったが、メルセデスベンツから問い合わせがありSEリミテッドになったという都市伝説は、知る人ぞ知る有名な話
バブル経済期のプロダクトでもあり、"セルシオを意識した"というクラスを超えた高級感があった。当初SE-Lというグレードがあったが、メルセデスベンツから問い合わせがありSEリミテッドになったという都市伝説は、知る人ぞ知る有名な話

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