R35GT-Rが登場から18年ってマジ!? もうそんなに経ったの!? 今年で新成人となったクルマたち

R35GT-Rが登場から18年ってマジ!? もうそんなに経ったの!? 今年で新成人となったクルマたち

 2025年でデビュー18周年、人間でいえば“新成人”となる、2007年登場のクルマたちを集めてみた。今となっては多少古さを感じるクルマから、いまだ新鮮さを感じさせる「老けない」クルマまで……いま振り返ると大豊作な1年だった!?

※本稿は2024年12月のものです
文:伊達軍曹、渡辺陽一郎、清水草一、ベストカー編集部/写真:トヨタ、日産、ホンダ、三菱、マツダ、スバル、ダイハツ、AdobeStock、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年1月26日号

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念のため……いまは18歳で成人なんすよ!

ちなみにCOTY2007-2008はホンダ フィット。2007年10月に登場。直後の同年11月に受賞。通常グレードの中古車は今や安価だが、6MTのRSは100万円以上の場合も

 現在の日本国民は「18歳で成人」ということになっている。ならばクルマも「18歳(登場から18年)になったら新成人!」でよいのではないか?

 また、成人式などで久しぶりに顔を合わせた旧友が、子ども時代から激変していたりするのと同じで、クルマの18年間も人それぞれというか「車それぞれ」である。

 ということで2025年に“新成人”となるモデルそれぞれの来し方をプレイバックしてみよう!

新成人カーだけどまだまだ行くぜ!

●三菱 デリカD:5

三菱 デリカD:5
三菱 デリカD:5

 言わずと知れた「オフロードもイケるミニバン」の最右翼。あまりにも唯一無二の個性を持つため、8年ほどで消える友人がほとんどのなか、新成人となる2025年も生き延びる予定。2019年に大がかりな美容整形を実施。

18年間も頂点に君臨し続けた偉業!

●日産 GT-R(R35型)

日産 GT-R(R35型)
日産 GT-R(R35型)

 日産家の、いや日本中の期待を一身に背負って2007年12月に出生。当初は比較的短命とも思われたが、「替えがきかない貴重なひとりっ子」であるため、日産家の手厚い教育と保護を受け続け、見事2025年8月まで活躍する予定。

自然吸気スポーツセダンの大当たり年

●レクサス IS F

レクサス IS F
レクサス IS F

 出生地は富士スピードウェイならびにトヨタの東富士研究所。ある意味「生みの親」である豊田章男氏の庇護を受けつつ2014年まで現役続行。今なお中古車市場では大人気。

●ホンダ シビックタイプR(FD2型)

 2007年3月、鈴鹿サーキット付近で出生。結果的に「高回転型NA搭載の最後の国産タイプR」となったが、現役時代は賛否両論も。2010年に現役生活を終えたが、中古車は今も高額。]

都市型SUVにも多くの秀作が登場

●日産 エクストレイル(2代目)

日産 エクストレイル(2代目)
日産 エクストレイル(2代目)

 エクストレイル家が「質実剛健な家柄」として知られていた時代に2代目として出生。ディーゼルエンジンも好評だったが、2013年に家督を継いだ3代目は華美な方向へ家柄をシフト。

●日産 デュアリス

 英国で「キャシュカイ」として出生したのち、日本へ「デュアリス」として船にて移動。以来2014年まで、英国産(2007年12月からは国内製造)特有のタイトな乗り味で人気を博した。

●ホンダ クロスロード

 2代目ストリームをベースとする7人乗りコンパクトSUVとして出生。人気薄ゆえわずか3年で現役生活に別れを告げたが、シンプルな造形が再評価され、近年は中古車としての人気が上昇中。

●スバル フォレスター(3代目)

 ワゴン的フォルムからSUVフォルムに変わって2007年12月、群馬県で出生。地味なデザインは賛否両論だったが、EJ20ターボや5MTなど、当初からの「らしさ」は維持されていた。

次ページは : 【番外コラム01】2007年のできごとプレイバック! PART1

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