バブル期に免許取得したお金持ちの子弟たちは、家にあるクルマで練習しようにも、実家にあるのはすべて左ハンドルの輸入車。すると「左ハンドルのクルマに適応し、右ハンドルのクルマに慣れない運転初心者」が出来上がるのだ!!
※本稿は2025年1月のものです
文:松村 透/写真:マツダ、ホンダ ほか
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
バブルなカーライフ:右ハンドルに慣れないお金持ち息子&娘
運転免許取得とバブル期が重なった当時のお金持ちの息子&娘たち。運転の練習をするにも家には外車(左ハンドル)しかない。
教習所のクルマとはハンドルの位置が違うけど、仕方がないので家のクルマで練習することに。そして左ハンドルのクルマがデフォルトとなってしまい現在に至る。
●今振り返りひと言
庶民には理解不能だが、こんな感じのボンボン&お嬢様が実在した。外車専門の中古車雑誌にも「右ハンドルが苦手な方へ」の売り文句とともに、NSXやセルシオ、ユーノス ロードスターなどの逆輸入車の売り物がプレミア価格で掲載されていたほど!
【画像ギャラリー】実家が裕福なバブル世代御用達!? 海外で販売された左ハンドルの日本車(16枚)画像ギャラリー


















コメント
コメントの使い方左ハンドル車は追い越し時
見えにくいので無理しない。
歩行者、自転車を追い越す
時、よく見えるので安心。
左側通行では
初心者向き。
昔は左ハンドル=輸入車=高額ってイメージがあって、金持ちの象徴みたいなものだった。日本の自動車メーカーは早くから仕向け先に合わせて左ハンドル車も生産していたから、日本向けの右ハンドル車を作らなかった怠惰な欧米メーカーに資本を吸い上げられていたと考えれば、左ハンドル車オーナーは内需拡大に貢献できなかった成金の象徴とも呼べるかな。