ベストカーが特集している日産メカニックチャレンジ。KONDOレーシングがGT300で挑むレースは、ゴールデンウィーク真っ只中の富士スピードウェイで決勝が行われた。今シーズン2戦目。今回は新たなドライバーを迎えて戦うレースとなったがいったいどのような戦いになったのだろうか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:SPJ-JS、塩川雅人
【画像ギャラリー】エスピノーサ新社長もきたぞ!!! スーパールーキーの走りは進化の余地がたくさん(21枚)画像ギャラリー淡々としたレースに見えたスーパールーキーの真骨頂
GT300に参戦する56号車「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」。今季は平手晃平選手、そしてJ.P.オリベイラ選手のタッグで戦っている。
例年とちょっと異なるのがオリベイラ選手がブラジルのストックカーシリーズに参戦することもあり、いわゆる「代打」のドライバーが今季はスタンバイしているということ。
そのドライバーが金丸ユウ選手だ。スーパーGTデビューとなるがレース歴は長く、海外フォーミュラなどでも成績を残し、デイトナ24時間、そしてスーパー耐久でのGT3マシンの扱いにも慣れているドライバーだ。
話してみると非常に物腰が柔らかく、穏やかな語り口で、走りのクレバーさも窺える。
「予選はトラックエボリューションがあったのでもう少しプッシュしてもよかったかなと思いました。GTのタイヤも初めてで少し慣れが必要なところもあって、1周目でタイヤを使いすぎたこともあって不完全燃焼でした。決勝はGT500との混走なども勉強になりました。どっちかと言うとバックマーカーが譲ってくれなくて、無理に抜いてポジションを落とすわけにもいかないのでこのあたりはしっかり次回にいかしたいですね」。
GT500の経験もある平手選手とのコンビネーションもよく、チーム関係者も「現状では充分な走り。まだまだ速くなるよ」とそのポテンシャルを認める。
オリベイラ選手の代打として次戦セパンでも56号車のステアリングを握る金丸選手。ポーンときてきっちり結果を出すというあたりは、日産の販売会社のメカニックや日産自動車大学校の学生たちにも「プロ」としての姿がカッコよく映るだろう。
また日産チームの激励で来場していた日産イヴァン・エスピノーサ新社長に日産自動車大学校の学生が話を聞くチャンスもあったが、こちらは日産自動車大学校のレポートを楽しみにしたい。
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