“ほぼ”全部入りで約9万円!? パイオニア『DMH-SF600』は“コスパ激アツ”のディスプレイオーディオだった

“ほぼ”全部入りで約9万円!? パイオニア『DMH-SF600』は“コスパ激アツ”のディスプレイオーディオだった

 スマホとの連携はクルマの必須装備になりつつある中、パイオニアから注目の新製品が登場! 2025年5月発売の「DMH-SF600」は、9インチの大画面ディスプレイに、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続を搭載した、最新のディスプレイオーディオだ。編集部ではそのプレスリリースを入手。どんな特徴があるのか、さっそくチェックしてみた!

文:ベストカーWeb編集部/写真:パイオニア
※原稿の一部を生成AIで処理しています

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ケーブルいらず! ワイヤレスでスマホと即リンク

 この機種の最大のトピックは、やっぱりワイヤレス接続に対応した点。これまでCarPlayやAndroid Autoといえば有線接続が当たり前だったが、DMH-SF600ならケーブルなしでスマホと自動リンク。
ナビアプリや音楽再生、通話やメッセージも、ハンドルから手を離さずスムーズに操作できる!

 画面は9インチのWSVGA液晶を採用。しかも、1DINに取り付けられるフローティング構造で、なんと約570車種に対応というから驚きだ。

 視認性も抜群で、「Normally Black方式」により、昼でも夜でも鮮やかに表示されるのがポイント。大画面だから、地図も音楽リストも見やすい!

上位機種との差に納得できれば迷わずゲットだ

 専用アプリ「PxLink」を使えば、スマホから本体の操作が可能に。さらにApple CarPlay使用時は、よく使う機能をすぐ呼び出せる「スプリットスクリーン」表示にも対応しており、利便性はかなり高そうだ。

 そしてパイオニアといえば当然ながら「音」にも厳しいブランド。そのDNAは本機にも健在! 高性能DSPをはじめ、「タイムアライメント」「13バンドEQ」など、音質カスタム機能がとにかく充実。「音にもこだわりたい派」にとっては見逃せない仕様だ。

 ただし上位機種となるDMH-SF700がフルHD画質の再生にも対応し、HDMI入力の端子でタブレットなどの映像を映せるのだが、SF600ではこれらに対応しない。またハイレゾ音源のネイティブ再生などもSF600ではできないため、画質や音質にこだわる人にとってはやや物足りないだろう。

 とはいえBluetoothの無線接続などSF600オリジナルの機能も多いので、初めてのディスプレイオーディオデビューにはもってこいの1台。しかし上位機種のSF700は登場時期が古く価格がこなれてきたこともあってSF600の競争力はちょっと疑問。SF600ならではの機能が欲しい人は迷うことないだろうけど。

実勢価格とスペックまとめ

【製品名】:DMH-SF600

【画面サイズ】:9インチWSVGA(フローティング構造)

【接続】:Apple CarPlay/Android Auto(ワイヤレス対応)

【発売時期】:2025年5月

【価格】:オープン(編集部調べでは9万円から10万円が実勢価格)

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