とんでもない暑さが待ってそうな2025年の夏。冷え冷えネタを探していたらアルバイトのオザキ(いちおうS耐とかも出てるらしい)が、「走り屋の間でシートに人工芝敷くの流行ってるんすよ」という。「じ、人工芝とな!」 「自分自身はやったことがない」というオザキに自腹でインプレを依頼した。はたして効き目はあるのだろうか!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:尾崎俊介
【画像ギャラリー】ウケも狙える人工芝シートをじっくり!(7枚)画像ギャラリーエアコン効いてるのに背中がビショビショってあるでしょ?
以下、オザキのレポートを見てみよう……。
2025年7月9日の東京の最高気温予想はなんと36度!! こうなるとクルマに乗るのも大変だ。ドアを開けた瞬間サウナ並みの熱気に襲われ、目まいがしそうになる。
もちろん今どきのクルマはどれもエアコンがよく効くし快適ではあるが、唯一ストレスといっていいのが身体に密着するシートの熱。
今どき、シートのベンチレーション機能も少しずつ普及しているけれど、まだまだ搭載車は限られる。だからこの時期長時間クルマに乗ると、「エアコンが効いてたはずなのにTシャツの背中がびしょびしょ」なんてことになるのだ。
しかし世界は広い。恐ろしいほど激安で、背中の蒸れを解消するグッズを発見したのだ。それが人工芝!
この人工芝、SNSでは少し前から話題となっていた。シートの座面と背もたれに人工芝を敷くことで身体とシートの間に空気が通る空間を作り、蒸れを解消しようというものだ。その価格はなんと2枚買っても326円! 人工芝さんまじでありがとう!
人工芝のチクチクもツボ押しと考えれば無問題
早速愛車のNCロードスターに敷いてみた。ベンチレーションのように人工芝から空気が出るわけではないので、感動するほどの涼しさではないが、確かにこれはイイ! 長時間乗ってる時に感じる、座面がジワリジワリと熱くなる感覚がまるでないのだ。
人工芝自体は2cmほどの厚みがあるので、普段とは違ったポジションになってしまうのが少し気になるが(編集部注:オザキのNCは位置固定のフルバケ)、普通ならシートの位置をずらせば無問題だろう(そりゃそうだろ)。
人工芝のチクチクが痛いのではないかと思ったが、薄っぺらい格好で乗ると座面部分は気にならないものの、背もたれ部分はちょっと気になった。しかしながら乗っているうちに慣れてくるだろうし、一種のツボ押し効果と考えれば元気が出そう。なにより300円台で涼しさが買えるというチープさが素晴らしい。ぜひお試しあれ!
さて、ここまでがオザキのインプレであった。それなりに効果がありそうではないの!!
実際には、人工芝は裏側に滑り止めの爪が付いているので、シート側の傷みも気になるとのこと。長時間使うなら(使うか?)それなりの対策も必要そうだ。
とはいえウケは狙える。ぜひ愛車に人工芝を敷いて、友達や彼女を迎えに行っていただきたい。









コメント
コメントの使い方尾崎さんの記事だ。
最近レースの記事がないのでどうしたかと思ってましたが、まだアルバイトなようで嬉しいです。
ぜひ車のレビューもお願いします。車を評価できる若者も少ないと思うので楽しみにしてます。
自分のクルマもフルバケなので、熱がこもって暑いです。
メッシュの敷物を使っていましたが、人工芝とは目ウロコ!
早速ホムセン行ってみます。