2020年、「ソーシャルディスタンス」の動きに合わせて三菱が開始した小学生向けの「リモート工場見学」。そのリモート工場見学が大きくリニューアルされて新たなスタートを切った。次代を担う世代に向けた三菱の取り組みをご紹介する。
※本稿は2025年6月のものです
文:片岡英明/写真:三菱自動車
初出:『ベストカー』2025年7月10日号
オンライン映像配信で工場見学
三菱は、小学生向けに実施している「リモート工場見学」をリニューアルしました。2020年に開始したこのサービスは、各地の小学校と工場をオンラインでつなぎ、映像配信で見学を行うのが特徴です。
●片岡氏のコメント
三菱自動車は4つの分野から構成される社会貢献活動方針を規定し、次世代を担う子どもたちの成長への支援を目的に「体験授業プログラム」や「小学生自動車相談室」など、好奇心や探究心を育む、多様な施策を展開している。
その一環として、より多くの小学生にモノづくりの現場の魅力を届けるために「リモート工場見学」をリニューアルした。
申し込み窓口やコンテンツを一本化し、完成車工場の岡崎と水島に加え、エンジンを生産している京都工場からも小学校の教室へオンラインでつなぎ、工場の様子の配信や各工程の説明などを受けられるようにしたのだ。
また、子ども向けウェブサイトを7年ぶりにリニューアルし、新たに「クルマづくりマイスター」として公開している。実際に工場見学に行けなくても、クルマづくりの魅力を感じ取れるのはいいことだね。









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