追浜工場での車両生産終了を発表した日産だが、噂となっていたもう一つの生産拠点にも動きがあった。NV200バネットの委託生産を行っている日産車体の湘南工場も、2026年度に同車の生産を終了するというのだ。同工場はすでにADの生産終了を発表済み。つまり一時的に生産モデルを失うことになる……。
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産
【画像ギャラリー】日産車体の傑作車NV200バネットを見て!(9枚)画像ギャラリーNV200バネットの生産を2026年度を持って終了
日産自動車は7月15日16時から会見を行い、イヴァン・エスピノーサ社長が経営再建計画Re:Nissanの推進に伴う追浜工場での車両生産終了について説明した。
その説明の場で、かねてから話題に上っていた日産車体湘南工場についても言及があった。
同工場は現在、商用バンADとライトバンNV200を委託生産している。前者のADについては、すでに2025年10月をもって生産を終えることがアナウンス済みだったが、後者のNV200についても、2026年度を持って生産を終了することが明らかになった。
日産のライト・コマーシャル・ビークルを支えてきた主力工場
NV200については後継モデルを2027年度に導入するという説明もあったが、その生産が再び湘南工場で行われるかどうかは明かされなかった。つまり湘南工場は一時的に委託車種を失うことになるわけだ。
日産車体湘南工場は同社発祥の地、神奈川県の平塚で70年以上に渡って稼動してきた主力工場。日産グループにおけるライト・コマーシャル・ビークル生産の要だったわけだが、ここにも日産の経営再建の余波が及ぶことになった。











コメント
コメントの使い方NV200は後継機種の投入が日産公式からアナウンスされていますね。おそらくはタウンスターのガソリン版だと思いますが、仕様によってはコンパクトミニバンとしての役割も担えるようになるかも!!期待!!