MINI John Cooper WorksとDeus Ex Machinaがタッグを組み、世界観の異なる2台のカスタムワンオフを公開した。MINIのレーシング伝統とDeusのカルチャー感度が交差し、それぞれの個性を凝縮した一点物である。さっそく、その世界観を見てみよう。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】カルチャーと走りの融合 レーシーさとスタイリッシュを両立する特別なワンオフMINI!(6枚)画像ギャラリーサーキットと海とライフスタイルを目指して
MINI John Cooper Works(ミニ)とサーフィンやモーターサイクル、アート、音楽、ファッションを融合させるブランドDeus Ex Machina(デウス・エクス・マキナ)がコラボし、2025年9月4日に2台のカスタムワンオフモデルを発表しました。
両者の長年のコラボレーターであるMatt Willeyも参画し、MINIのレーシングDNAとデウスが培ってきたサーフやモーターカルチャーの美学を落とし込んでいます。
ビーチライフを体現する1台
まず電動モデルであるThe Skeg(スケグ)は、サーフボードや潮風を想起させるイエローとシルバーを基調に、軽快さと開放感を強調しています。素材選びや意匠はクリーンな移動体としての未来像を描きつつ、ビーチライフを車体に移植したかのようです。
さらに、ファイバーグラスやセミトランスペアレントパネルで軽量化と空力性能が高められているののもポイント。MINIが培ったコンパクトパッケージとDeusの自由な発想が交わることで、都市から海辺まで違和感なく馴染むキャラクターに仕上がっています。
レーシングスピリットを象徴する1台
The Machina(マキナ)は、サーキットのイメージが強いJohn Cooper Worksの色を前面に押し出しています。赤と白、黒のコントラストが力感を生み、低い姿勢とシャープなラインがレーシーな雰囲気を強調。リアのDeusロゴは、カルチャーブランドとしての矜持も静かに主張し、走りの血統と表現者の視点を同居させています。
今回の2台は、量産化や販売の告知ではなく、MINIのレーシングの伝統とDeusの創造性を可視化するキャンバスという位置づけです。映像や特設ページを含む発表形態からも、プロダクトを通じて世界観を伝えようとする姿勢が読み取れます。









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