キャンピングカー業界のリーディングブランド「トイファクトリー」が、ルーカスフィルム公式ライセンスを取得した『スター・ウォーズ』仕様キャンピングカーを発表。銀河帝国の世界観を再現した“夢の一台”が、わずか5台限定で登場する。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
「スター・ウォーズ」の世界を走る——トイファクトリーが手がける超限定モデル
キャンピングカー製造国内トップシェアを誇る株式会社トイファクトリー(本社:岐阜県可児市)は、映画『スター・ウォーズ』シリーズの公式ライセンスを取得したキャンピングカーを、限定5台のみ生産すると発表した。
同社はこれまでにもディズニーとのコラボモデルを4作発表してきたが、今回は初の「ルーカスフィルム公式」モデル。テーマは「銀河帝国」。外観からインテリアまで、ダークで荘厳な“帝国軍仕様”の世界観が貫かれた一台になるという。
発表されたティザービジュアルでは、ライトスピード航行をイメージさせる宇宙の中に、黒く輝くFIATデュカトが浮かび上がる。フロントマスクには「FIAT」のロゴが入り、迫力あるヘッドライトの光がまるでダース・ベイダーの眼光のように鋭く輝く。
まさに“銀河を旅するためのモビリティ”。ファン垂涎の一台だ。
車内は「ダース・ベイダー」と「デス・スター」の世界
リリースによると、内装デザインは『スター・ウォーズ』の中でも特に人気の高いキャラクター「ダース・ベイダー」や、帝国軍の象徴「デス・スター」をモチーフにしたダークメタリック調の世界観を採用。
シートや壁面、照明など細部までこだわったデザインが施され、まるで“帝国軍の艦内で休息を取る”ような没入感を味わえるという。さらに、スター・ウォーズロゴの刻印や特製装備など、ファンの心を揺さぶる特別仕様が用意される見込みだ。
ベース車両は、欧州で高い人気を誇るフィアット・デュカト。広い車内空間と高い走行性能を兼ね備えたモデルで、トイファクトリーによる熟練のキャンパー架装技術が加わることで、機能性とデザイン性の両立が図られている。
5台のみの希少モデル、詳細は今秋ジャパンモビリティショーで発表
この『スター・ウォーズ』キャンピングカーは、全世界でわずか5台のみという超限定生産。
発表・展示は2025年秋に開催される「ジャパンモビリティショー」で予定されており、同イベントで詳細仕様や予約情報が解禁される見込みだ。
トイファクトリーはこれまでも「ミッキーマウス」「トイ・ストーリー」「マーベル」など、ディズニー関連のデザインキャンピングカーを発表してきた。いずれも発表直後に完売する人気ぶりで、今回の『スター・ウォーズ』モデルも争奪戦になることは間違いない。
ファンにとっては、まさに「銀河にたった5台しか存在しない」究極のコレクターズアイテムとなるだろう。
トイファクトリーが描く“キャンピングカー×エンターテインメント”の未来
今回の取り組みは、単なるコラボではなく、キャンピングカー文化をより多くの人に届けるための挑戦でもある。
近年、アウトドアブームやリモートワークの普及で、キャンピングカーの需要は急増。そこに映画・アニメといったエンターテインメント要素を融合させることで、「移動そのものを楽しむ」新しいライフスタイルを提案している。
「銀河の旅」をテーマにしたキャンピングカーは、ファンだけでなく、新しい旅の価値を求める人々にとっても魅力的な選択肢となりそうだ。
コメント
コメントの使い方すごい。これぞ究極のファンアイテム。内容を見るのが楽しみです