オットマンあるの!? 26年日本発売のレクサス新型セダンが快適すぎる

オットマンあるの!? 26年日本発売のレクサス新型セダンが快適すぎる

 2025年4月に上海モーターショーにて世界初公開された新型レクサス ES。HEVとBEVを用意する二刀流セダンで、日本デビューは2026年春とされているが、デビュー前に日本仕様が初公開された。ひと足先にその魅力に迫ってみよう。

※本稿は2025年10月のものです
文:ベストカー編集部/写真:池之平昌信、レクサス
初出:『ベストカー』2025年11月10日号

【画像ギャラリー】セダン復権の鼓動を感じるかい!? 次世代BEVのハイレベルな実力を感じさせる新型レクサス ES(16枚)画像ギャラリー

HEVとBEV、FWDと4WDのマルチパスウェイ

2026年春の正式デビュー前に初公開された新型レクサス ES日本仕様
2026年春の正式デビュー前に初公開された新型レクサス ES日本仕様

 2026年春の正式デビューを前に、右ハンドルの新型レクサス ES日本仕様が初公開となった。

 新型ESは2.5L・HEVとBEVがあり、ともにFWDと4WDを設定する。GA-Kプラットフォームを刷新し、複数の電動化に対応できる、まさにマルチパスウェイなクルマになっているのだ。

 BEVは床下にバッテリーを置くため背が高くなり、セダンのデザインでは不利。そのためパッケージをゼロから考え直し、高さを感じさせないデザイン技術を磨いたという。

 具体的には、モールを目立たせてサイドボディの天地幅を狭く見せているほか、Cピラーのウィンドウ後端を上げて躍動感を演出。その結果、従来なかったプロポーションの、新しい世界観のセダンが誕生した。

 システム最高出力はHEVが247.7ps、BEVのFWDが224.3ps、4WDが342.6ps。BEV航続距離はFWDが約685km、4WDが約610kmと充分で、次世代BEVの高い実力を実感させる。

 また、手をかざすと物理スイッチのアイコンが浮かび上がってくる「レスポンシブヒドゥンスイッチ」を世界初採用。静電タッチパネルでありながらクリック感のある安全で使いやすい操作類となっている。

 全席がリビングルームのようにくつろげるのも新型ESの特長。BEVの最上級グレードには後席オットマンも装備されており、ショファーカーとしての資質の高さも感じさせる。

五感を刺激する次世代機能「センサリーコンシェルジュ」とは?

まずは中国仕様から導入される「センサリーコンシェルジュ」。日本仕様への導入は今後検討するとのこと
まずは中国仕様から導入される「センサリーコンシェルジュ」。日本仕様への導入は今後検討するとのこと

 5つの香りを楽しめるフレグランスを初めて導入。香り、動画、音楽、イルミネーションが連動し、独特の車内空間を作り出す。

 グローブボックス内の発生器に専用カートリッジを搭載し、インパネ奥のスピーカー部から香りを出す。まず中国仕様から導入する計画だ。

●レクサス ES 500e 主要諸元
・全長×全幅×全高:5140×1920×1560mm
・ホイールベース:2950mm
・車両重量:2205〜2285kg
・パワーユニット:BEV
・システム最高出力:342.6ps
・駆動方式:4WD(DIRECT4)
・航続距離:約610km
・0〜100km/h加速:5.9秒
・サスペンション:ストラット/マルチリンク
・タイヤサイズ:235/55R19、235/45R21
・登場時期:2026年春

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

GRスターレットは次期型ヤリス!? 2025年に出たクルマをALL CHECK!『ベストカー1.10号発売!』

GRスターレットは次期型ヤリス!? 2025年に出たクルマをALL CHECK!『ベストカー1.10号発売!』

 12月に入り、いよいよ今年もラストスパート。2025年は新型車ラッシュに加え、JMS2025をはじ…