初公開の黒船たちが日本に押し寄せた!!　ジャパンモビリティショー2025は輸入車もアツい!!

　2025年10月末より開催されたジャパンモビリティショー2025。海外のメーカーも、日本での存在感をアピールしようと各社の自信作を出展し、日本市場にプレッシャーをかけてきたぞ！　こんな豪華なプレッシャー……クルマ好きは大歓迎です!!

※本稿は2025年10月のものです
文：ベストカー編集部／写真：中里慎一、メルセデス・ベンツ、BNW、BYD、ヒョンデ、KIA ほか
初出：『ベストカー』2025年11月26日号

JMSで初公開となるクルマも！

　JMS2025に出展する輸入車メーカーは、メルセデスベンツ、BMW／MINIのドイツ勢と、ヒョンデ、BYD、KIAの中韓勢。数は少ないが、ワールドプレミア、ジャパンプレミアが多数あり、存在感は抜群に高い。

　各メーカーとも近未来を示唆するモデル、次期型モデル、現行のスーパースポーツ、最新型の商用車などなど、見応えありだったぞ！

メルセデスベンツAMG GT XX

　2025年6月に世界初公開されたAMG GT XXはAMGの最新の先進テクノロジーが惜しげもなく注ぎ込まれたBEVスーパースポーツ。BEV専用プラットフォームを新開発し、3基のモーターは合計1360ps！　400km航続相当の電力をわずか5分で充電できるのも驚異的。

メルセデスベンツ VISION V

　メルセデスが開発した最新のLクラスミニバンのコンセプトカーであるVISION Vは、レクサス LMに対するメルセデスからの回答。4人乗りBEVで、リアには65インチのモニターを搭載。

BMW VISION Neue Klasse X

　BEVに対し積極攻勢をかけているBMWのフィロソフィーを実現させるため、先進テクノロジーが注ぎ込まれたBEVのコンセプト。Neue Klasse初の市販モデルは次期型 iX3となる。

ヤンワン U9

　BYDの高級ブランド、仰望（ヤンワン）のBEVスーパースポーツであるU9がジャパンプレミアとなる。U9エクストリームがニュル最速タイムをマークして話題。エクステリアデザインはお世辞抜きでカッコいい！

ヒョンデ INSTEROID

　ヒョンデのコンパクトBEV、インスターをベースにしたデザインコンセプトカー。かつてのグループBマシンを彷彿とさせるデザインは衝撃的で、JMSの会場で話題となるのは必至！

KIA PV5

　韓国の自動車メーカーのKIAはPV5と命名された2列シートのパッセンジャー（乗用ワゴン）とバンを出展。先進的かつ革命的な1BOXカーのデザインは脅威だ。日本での販売も予定されている。