本誌『ベストカー』にて好評連載中の「有名人が語る 私とクルマの関係」。今回は、JLPGAティーチングプロA級ゴルファー 中野なゆ(なかの・なゆ)選手の登場だ! 同世代の子が試合で活躍する姿に憧れ、母にねだり6歳からゴルフを始めた中野プロ。小学生から高校生までの間に全国大会にはなんと13回も出場、国体にも2回の出場経験を誇る。そんな彼女の愛車がレクサスNX350h Fスポーツだ!
文:河合昌浩/写真:山田泰弘/構成:伊藤明弘
体を動かすのが好きで運転するのも大好き
「大型のちょっといかついクルマが好き」という中野プロの現在の愛車はレクサスNX350h Fスポーツ。長距離移動が多いプロゴルファーにとって、クルマの居住性は重要な要素だ。
「NXはキャディバッグが横置きもできるし、荷物がたくさん載せられるスペースがあって助かっています。運転もしやすく、長距離でも疲れ知らず。千葉から地元の高知まで850kmを12時間で帰ったこともあるんですよ」と、笑顔で話す。
小さい頃から体を動かすのが好きで、運転も大好き。18歳で免許を取ってから、いまだにぶつけたことはない。
NXの装備もお気に入り。
「寒い時期ではシートヒーターは必須。スマートフォンのアプリで遠隔操作できるので、朝早くクルマに乗り込んでも体が冷えることがないので、ラウンド前に筋肉が固まってしまうことがないのがうれしいですね。暑かった夏の時期も、エアコンをスタートしておけるので助かりました」
ゴルフに専念するため千葉に移り母と同居する中野プロだが、「母とは仲がいいけど、自宅の駐車場に着いてもひとりになりたい時があるじゃないですか。そんな時はクルマで1時間くらいスマホを見たり、ボーッとしていることもあります」というほどクルマと触れ合っている時間は長い。
バイクでツアーの会場に乗りつけたい
目を輝かせながらクルマの話をする中野プロ。そんな彼女のクルマの原体験は、小学生の時だという。
「日本ジュニアゴルフ選手権に出るため、霞ヶ関カントリー倶楽部(埼玉県)まで高知からアクアに祖父母、両親と私の5人も乗って弾丸移動(笑)」
実はバイクの大型二輪免許も取得している行動派だ。
「バイクも大型が好きでロードレーサータイプの1000ccクラスに乗って、トーナメントの会場に乗りつけるのが夢です(笑)。今の住まいは大きなバイクを置ける駐車スペースがないので購入はしていませんが、レンタルバイクで北海道ツーリングに行ったり、熊本で阿蘇山を走ったりしました。凄く気持ちよかったです」
プロゴルファーにとってクルマは、ある意味、仕事道具のひとつ。バイクに乗る時間は中野プロにとって、息抜きの癒し時間になっているという。
『ちゃんみな』に元気づけられている
癒しといえば、運転中に聴く音楽も欠かせない。
「ヒップホップ系が好きなんですが、今は『ちゃんみな』の曲をよく聴いています。今の自分でいいんだよ、誰だって輝けるんだよっていう内容の詩に、いつも元気づけられています」
中野プロの目標は、JLPGAツアーでの優勝。ゴルフの向上に懸命に励んでいるが、苦しいことも少なくない。悩み落ち込んだ時に、運転中に聴く音楽が背中を押してくれている。
近い将来、JLPGAツアー会場で中野なゆプロの姿を見る日が楽しみだ。


















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