「トランプ関税」が発端となり、北米からの輸入車が脚光を浴びている。クルマ好きたちが注目するのは「どの車種を輸入するのか」だが、アメリカンメーカーと並び、国内メーカーの北米生産車を逆輸入する案も浮上している!!
※本稿は2025年11月のものです
文:角田伸幸/写真:日産、トヨタ ほか
初出:『ベストカー』2026年12月26日号
日本が頭を悩ませる北米からの輸入車
アメリカとの貿易不均衡に悩む日本。なかでも自動車は主たる要因とされ、やり玉にあげられやすい。
日本政府もこれには頭を悩ませており、先日のトランプ大統領来日の際には、迎賓館にアメリカ製車両(フォードと北米トヨタ、NASCARのカムリ)を並べてみせたりした。
このほかにも国土交通省がフォード製ピックアップを購入する話や、米国車の輸入手続きを簡素化する案が取り沙汰されているが、クルマ好きが気になるのは、北米製日本車の逆輸入だ。
実際、トヨタは検討を進めているらしく、ハンマーヘッド顔のカムリや大型ミニバンのシエナが日本を走る可能性が出てきた。
そして、これに続くのではないかと噂されているのが日産だ。同社上層部も逆輸入の検討を認めているし、ビジネス的なメリットもある。日産は目下、北米工場の稼働率向上を目指しているから、日本向け生産は「渡りに船」というわけだ。
となるとどんなクルマが入ってくるのか。日産の北米生産車にはパスファインダーやアルティマ、フロンティアなどがあるが、本命はミッドサイズSUVムラーノだろう。
同車はかつて日産九州工場で生産され、日本でも人気車だったが、2015年に販売が打ち切られ、以降は海外専売車種となった。
ところが2025年に登場した4代目が実にクール。全長4.9m級のクロスオーバーSUVだが、日本でもエクストレイルとしっかり棲み分けできそうな、洗練されたモデルなのだ。
唯一気になるのが価格。北米の4万1670ドル(約640万円)からというプライスはちと高いから、戦略的な判断を行ってほしい。日産復活のイメージリーダーになるかもよ!
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